【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

練馬大学の若き科学者、天馬午太郎とお茶の水博志は、
夢中になってあるロボットの開発に打ち込んでいた。

その名はA106(エーテンシックス：通称シックス)。

研究に夢中になるあまり研究費が底を付き、
お茶の水達はロボットパレードでの
着ぐるみのバイトに出かける。

ロボットパレードは大いに盛り上がっていた。
そんな中、１台のロボットの制御装置で火災が発生し、
制御不能に陥ってしまう。

それを察知し、飛び出した着ぐるみがいた。
本来は天馬が中には言っているはずの着ぐるみだが、
実はシックスが入っていたのだった。

シックスは高圧水管をパンチで砕いて、
火災を起こしたロボットに大量の水をかけ、
爆発を未然に防いだ。
壊れたロボットを調べる天馬、お茶の水、茂斗子の３人。
発火した箇所のそばには高圧水素ボンベがあった。

茂斗子
「それって、あとちょっとで大爆発を起こしてたって事？
　ここにいる人達も巻き込んで」

天馬は、得意げにそれに答えた。

私達は日々、大小様々な命令や指示の中で生きている。

学校であれば先生や部活の先輩から、

会社であれば上司や先輩から。

そもそも組織というものは、

指示系統で動く事が前提で成り立っているので、

指示しても動かないのは、組織として成り立たない。

逆に言うと、私達は指示無しで動くことに慣れていない。

「自由にやっていい」「自分の判断で動いて」

と言われると、意外と戸惑うものだ。

それは、指示されることに慣れすぎていて、

自分の意志で判断する機会が減っているからだ。

自己啓発セミナーなどでは、

「指示待ち人間になるな」と言われるが、

実際はなかなか難しい。

しかし、人からの指示で動いている時、

それは本当に動いているといえるだろうか？

あやつり人形、は言い過ぎかもしれないが、

そこに私達の判断はあまり入らない。

場合によっては、勝手に判断するな

とまで言われることもある。

それを繰り返していると、

いつしか自分で物を考え、

判断して行動できなくなるのでは？

と少し怖くなる。

指示してくれる存在がいるうちは、

それでも良いかもしれない。

しかし、色々な局面で自分自身の考えで判断し、

行動しなければならない場合もあるはずだ。

普段から、自分で「これは良い」「これは悪い」の

判断をする訓練ぐらいは積んでおこう。

いざという時に、誰も助けてくれない、

自分が、自分自身の責任で、自分自身に

命令しなければならない状況がきても、慌てなくても良いように。

そして何より、自分自身の判断で行動することにより、

自分の人生を豊かにするために。