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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 春 アニメ 名言 / これは使える!/ ネタバレ〕正解するカド 0話 真道 幸路朗の言葉(2)

アニメ 名言 / これは使える!/ ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI




正解するカド 0話『ニノヴォ』

【自分の利益を勝ち取るのが交渉の目的だ。
だが相手を打ち負かしてその場の利益を得ても、
長い目で見れば必ずしっぺ返しがくる。】


©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI


内閣府事務次官の五十嵐に
用地買収の交渉を依頼された真道。

部下の花森とともに、土地の
所有者である刑部のもとへ訪れる。

花森から土地を手放すことによって
得られる賠償金や保証金の説明を受けた
刑部は、長年経営してきた鍍金工場を
惜しみながらも手放す決意を固める。

とくに揉めることなく仕事を
終えられそうだと喜びを露わにした
花森の横で、真道は神妙な面持ちを見せる。

刑部の鍍金工場をくまなく見学した真道は、
持ち前の洞察力で工場の持つ唯一無二の
鍍金加工技術、工場閉鎖にる技術損失のリスク、
そして技術転用・新規開発によって得られる
経済効果の可能性に気が付いていたのだ。

真道は自身の持つ人脈を駆使し、
巧みな交渉術で五十嵐に工場の革新的な
技術力・有用性をアピール。

市場規模の見込みが1千億にのぼる
共同事業計画を立案し、最良の結果を
導き出すのであった。

ただの用地買収依頼がこんな結果になるとは…
「交渉の切り札」と呼ばれる真道の
手腕に関心する花森。

だが真道はその言葉を否定する。

頼まれたのは”買収”じゃない。

勘違いするなと言う真道に、
花森は困惑し首を傾げた。

花森
「えっ、じゃあなんなんですか?」

真道
「交渉だ」

花森
「交渉?」


真道
「自分の利益を勝ち取るのが交渉の目的だ。
だが相手を打ち負かしてその場の利益を得ても、
長い目で見れば必ずしっぺ返しがくる。
双方に利益が生まれることが、
自身にとっても最大の利益なんだ」

「他人の利益を図らずして、自ら栄えることはできない。」
-[アンドリュー・カーネギー]


「鉄鋼王」と称され、アメリカン・ドリームを象徴する、あのアンドリュー・カーネギーの言葉だ。







人間のみならず他の生物も全て
自分の利益、欲求の追及の為に
動いていると言っても過言ではない。

生きる、という事は結局その事に尽きる。

何故なら、自己の生命が途絶えてしまえば、
その個体にとっては世界が終わるも同然だからだ。

自然、自己追及的にならざるを得ない。

しかし自己の欲求、利益を追求し続け、
且つ成功し続けると、逆に自己破滅は
不可避という事になってしまう。

草食動物が食欲のままに草を食べ続けると
その一体の草はなくなり、
食べる物を失ったその草食動物は
餓死する事となる。

自らの欲求を満たす為に他の種を絶滅させ、
その帰結として自らも滅んでしまう。

当然この事は人間でも同様であり、
しかも人間は社会的動物だから、
尚の事、良く当てはまる。

動物が社会を形成するのは、多くの場合
単体では自然状態で生きていく事が難しいからだ。

それ故、社会的動物は大小問わず
社会で一つの単位、極端に言えば、
一つの個体と考える事も出来る。

ということは、自らが生存し続けるためには
社会全体が存続していかなければならず、
帰属する社会全体の利益を考える必要に迫られる。

個体にとって、生存競争とは限られた
資源の奪い合いであるが、
社会の中で自分が存続していく為には
資源を奪いつつ、分け与えなくてはならない。

この矛盾した生存原理が
社会的動物には求められる。

この矛盾を越えていくには
自分が自分以外の個体=他者になる必要がある。

つまり、相手の立場に立って考えるという事だ。

社会的動物は社会がなくては生きていけない。
社会とは他者がいなくては成立しない。
故に他者がいなければ生きていけない。
つまり、他者とは究極的には自分なのだ。

相手の立場に立って考える。
相手を自分と思う。

この事は社会的動物が社会の中で
生きていく為には必要な能力だ。

相手になってみなくては、
相手にとっての本当の利益を
考えることは出来ない。

相手の立場に立てなければ、
相手が本当に必要なものは分からない。

それが出来なければ、
自分の利益すら達成出来ない。

人が社会を維持していく、
つまり、人が生きていく為には
自らの利益と同じレベルで
他者の利益についても
考えていかなければならない。

人間は自らの利益、
欲求の為に動いている。

人間は他者の利益、
欲求の為に動かなくてはいけない。

矛盾している様だが、理に適っている。

他人の利益を守る事は、究極的には
自らの利益を考える事とイコールなのだ。

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