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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 春 アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ〕正解するカド 7話 笹内直己の言葉

アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI




正解するカド 7話『サンサ』

【人間とは、わりとたくましいものですよ】


©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI


異方から現れた超巨大な立方体『カド』は、
真道らの活躍により、無事東京の羽田空港から
埼玉の狭山湖へと移された。

周辺住民の一部から猛反発を受けながらも、
異方存在との交渉・対応を続ける真道たち。

異方担当特使に任命された
花森と交渉官の沙羅花は、
『カド』対策として狭山湖近辺に
急遽建設された仮設住宅の中で
山のように積まれた書類に
囲まれながら日夜雑務に明け暮れていた。

そこへ訪ねてきた国家安全保障局の
夏目と外務審議官の笹内。

異方存在の来訪からずっと働き詰めだった
花森らに夏目はおみやげと称して
「カドカステラ」と「カドまんじゅう」を
手渡した。

近所で販売されていたというそれらは、
『カド』の外見を真似て造られた土産菓子。

正体不明の『カド』に出て行けと怒り、
その存在に怯える住民がいる一方で、
『カド』の来訪を商売のチャンスと
捉え喜ぶ住民がいるということだ。

大喜びで菓子をほおばる花森の横で、
沙羅花は呆れたように笑みを浮かべていた。

沙羅花
「『カド』が来て逃げるどころか、便乗商法とは……」


笹内
「人間とは、わりとたくましいものですよ」

「潮の流れの激しいところで育つ魚ほど、大きく育つ。

人間も、辛苦にもまれながらたくましく育つのだ。」

-[植西聰]


「心理学」「東洋思想」「ニューソート」などの研究から「成心学」の理論を確立させ、『折れない心をつくるたった1つの習慣』など多くの著書を発表している心理カウンセラーの植西聰の言葉だ。







人間は弱い生き物だ。

獲物を狩る為に必要である鋭利な爪や
牙を持ち合わせていなければ、
身を守るための頑丈な皮膚や甲羅も
持ち合わせてはいない。

自力で空を飛ぶことも出来なければ、
水の中で暮らすことも出来ない。

だが、そんなか弱い生き物でも
今日まで絶滅せず生きながらえてきた。

それは何故か?

答えは豊富な知恵、環境を作り変え
それに順応する能力
――つまり、たくましい精神力を
持ち合わせているからだ。

獲物を捕まえることが出来ない、
海を渡ることが出来ない。

人類は長い歴史の中で、
様々な困難に直面してきた。

しかしそんな困難を前にしても、
人類は諦めず解決策を考え、
答えを導き出しそして乗り越えてきた。

そしてその経験を活かし、
さらに力をつけてゆく。

そんなたくましい人間だからこそ、
古より今日まで繁栄し続けることが出来た。

厳しい環境をなんとしてでも
乗り越えようとする生存本能、
それはどんな生き物にも備わっている
自然の基本的なプログラムなのだ。

人生は困難の連続だ。

だが、悲観することはない。

困難は人の前に立ちふさがる
大きな壁だが、それは人を成長させる
ための試練でもある。

壁を乗り越えた分だけ、
己を成長させることが出来る。

困難は不幸ではなく
自己を高める絶好の機会、
そう考えれば悲観など出来ないはず。

現状を悲しむだけではなにも始まらない。

壁があることを嘆くより、
壁を乗り越えることに楽しさを見出そう。

ピンチはチャンス。

どんなときも、たくましく生きて
いこうという気持ちが大切だ。

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