【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

そのことを会社の後輩から電話で聴き、
宇宙飛行士への夢を諦め始める六太。

そんな六太には奇妙なクセがあった。
嫌なことがあると、テレビやラジオ、活字を
同時に見て頭をいっぱいにするクセだ。

母親からはコロコロ六太と呼ばれていた。
日々人との同居生活の中、宇宙飛行士に
不合格になる不安で押しつぶされそうな六太は、
またコロコロ六太になる。

一方、JAXAでは、六太を宇宙飛行士に
推薦したい一派が、反対派と交渉するが
決裂していた。

状況は不利になる一方だった。

そんななか、六太は日々人に告げた。

「どうせ分る事だから言っておく。
 92%、俺、落ちた。
 日本に帰ったら別の仕事探すわ」

「例え1%でも可能性が
 あるならやってみる」
これは、理屈だ。

「成功率が100%に
 近いからやるべきだ」
これも、理屈。

0%のところで動けるなら、
そこに理屈はない。

夢とは、行動ではなく
純粋な運動だ。

行動には動機が存在するが、
運動にはそれがない。

100メートル走をする時、
100メートル先に移動する事が
目的であれば、いくらでも
言い訳は立つし、変更や中止がきく。

しかし、それが運動であれば
走る為に走るのであって
動機は存在しない。

走り出したから、走るのだ。
止まらないから、走るのだ。

夢を叶えてきた人々は、
今尚、夢の中で走り続けている。

特別大きなエンジンはいらない。
もしかしたら、強い意志でさえ
いらないのではないか。

走る喜びだけがそこにある。
夢とは、肉体そのものだ。

周りの人々は、はらはらさせて
おけば良い。
ここに、見るものを巻き込み
興奮させる方法が、二つある。

一つは、物凄い速度を出しながらも
ぎりぎりのところで、コントロールする事。

これには、人間離れした
速度と理性が必要となる。

もう一つは、物凄い速度こそ出ないが、
ブレーキがついていない事だ。

そして、ブレーキがついていない状態で
あなたは、もう走り出している。