【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

しかし、蓮に熊徹の弟子になる気はなく、
逃げ出して、自分がいた渋谷の街に
戻ろうとするが、その最中
熊徹と彼のライバル猪王山が自分を
巡っての争うのを目撃する。

言い争いながら試合に発展するが、
見物人の誰もが猪王山を応援し、
熊徹の応援がないことに蓮は
彼も独りぼっちであることを悟る。

思わず「負けるな！」と熊徹を
応援する蓮。

蓮は、熊徹の弟子になることを決意し、
自ら弟子になってもいいと申し出る。

弟子としてのけいこ初日、
剣術を教わるが、熊徹の指導は
とても指導と言えるような
内容ではなく、連はけいこを放棄する。
その様子を見かねた百秋坊が、
もっとかみ砕いて教えるように
熊徹に忠告するのだった。

熊徹
「じゃあ、懇切丁寧に言ってやる。
 胸ん中で剣を握るんだよ。
 あんだろっ、胸ん中の剣が！」

コンクリートの隙間。

アスファルトの割れ目。

急斜面の岩と岩の間、
常に風が吹き抜ける場所。

もっと楽に根を張れる場所が
あるというのに、敢えてそこを
選んだかのように花を咲かせて
いるのを見ると、見慣れている花でも
つい足を止めて見てしまうものだ。

それは、そこに生命の強さや
たくましさを感じるからだ。

どんなに悪い環境でも
花を咲かせ実をつけようとするのは
遺伝子に組み込まれたプログラム
だからではあるが、逆境に屈せず
力強く咲く姿には勇気をもらえる。

人間も同じだ。

人生、順風満帆なまま人生を
終えられる者は滅多にいない。

むしろ逆境に次ぐ逆境を
それに負けることなく生きた人ほど、
「良い人生だった。」と笑って
生涯を終えるものだ。

人生において逆風が
吹くときは何度とある。

その風に負けない強い根を張るには、
芯の強さが重要だ。

周囲からの圧力や苦難に打ち勝とう
とする意志の強さがその人の芯になる。

芯とは、物の中心のことである。

太い・細いの違いこそあれ、
芯のない人間などいない。

その芯こそが「胸の中の剣」だ。

強風にさらされる花の茎は、
風の圧力を逃すために
曲がっているかもしれないが、
花を咲かせることができる。