22Jul
アニメ 名言 / これは使える!/ ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©NHK・総合ビジョン
ふしぎの海のナディア 8話『ナディア救出作戦』
【ひとりはみんなのために,みんなはひとりのために】
©NHK・総合ビジョン
アトランティス帝国復活を
目論むガーゴイル率いる
ネオアトランティスは、
ナディアの持つブルー
ウォーターを狙っていた。
ナディアをおびき寄せるために、
彼らはマリーとライオンの
キングを捕らえる。
ふたりを助けるために
ネオアトランティスの基地に
潜入したナディアとジャンだったが、
反対に追いつめられてしまった。
ナディアは彼らが狙う
ブルーウォーターをジャンに
託すと、彼を逃すために
自らおとりとなり、
ガーゴイルの手に落ちるのだった。
捕まったナディアを助けようとする
ジャンと牢屋から脱出したグランディス一味は、
ネオアトランティスの殺人兵器『バベルの塔』
の一部に潜伏する。
そこで、『バベルの塔』の実験で
巨大な閃光が発射されるのを
目の当たりにするのだった。
ジャンはなす術もなく床に
膝を抱えて座り込んでいる。
サンソンに今後の計画を問われた
グランディスは、そんなジャンを見て
自分達が手を貸そうと提案する。
驚いて顔を上げるジャンに
グランディスは言った。
「ひとりはみんなのために、
みんなはひとりのために。
って言うじゃないか。」
「お互いに助け合わないと生きていけないところに、
人間最大の弱みがあり、その弱みゆえにお互いに
助け合うところに、人間最大の強みがあるのである。」
-[下村湖人]
中学校教員や校長の職を経て文筆家・講演家となり、その生涯を社会教育に捧げた下村湖人は著書「青年の思索のために」にこう書き記している。
自分の足で歩く事も、言葉を喋る事も
出来ない赤ん坊は、常に誰かの助けが
なければ生きていけない。
成長した大人であっても、
誰かの収穫した食べ物を食べて、
誰かの作った服を着て、
誰かの築いた社会に身を
置かなければ生きてゆけない。
どんなに屈強な肉体を持っていようと、
優秀な頭脳を持っていようと、
誰かの助け無しに生きていける
人間など存在しないのだ。
人生とは、他人からの受けた
恩恵があってこそ成り立つもの。
群れをなし、支え合わなければ滅びてしまう。
だからこそ、人間は
助け合わなければならない。
その弱さを補い合わなければならないのだ。
家族、友人。上司、部下。知人、他人。
どんな間柄であろうと関係無く、互いに
救いの手を差し伸べあうことが大切だ。
人間ひとりひとりの持つ力はごく僅かなもの。
しかし、沢山の人間が力を合わせれば、
それはとても大きく強いものとなる。
ひとりで抱えるには重くて大きすぎる荷物も、
みんなで協力して抱えあげれば、
たわいもない軽さになるのだ。
どんな困難が立ちはだかろうとも、
助けてくれる誰かがいれば、
それを乗り越える事は容易になる。
「一人」が「ひとり」に出来る事は
少ないかもしれない。
だが、「みんな」が「ひとり」のために
出来る事はとても大きいものだ。
献血や募金等もそうだ。
ひとりが渡せる量は微々たるもの。
しかし、微々たる量でも「みんな」が
協力して出し合えば、すぐ必要量に
達するだろう。
「みんな」で誰かを思いやるという行為、
それは必ず救いとなる。
だから忘れないで欲しい。
力が足りない、そう思った時は
誰かに助けを求める事を。
誰かが助けを求めている、
そんなときには力を貸してあげる事を。
自分も他人も、ひとりぼっちで
苦しむような事があってはならない。
人間誰しも弱くて当たり前。
そして助け合って当たり前なのだ。
それが自然の摂理であり、人間の正しき姿だ。
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