26Jul
アニメ 名言 / これは使える!/ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
Ⓒ2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
バケモノの子
【熊哲一人では勝ち目はない、じゃが二人なら分からんぞ】
Ⓒ2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
バケモノ界では、次期宗師後継者を
決める為に熊哲と猪王山の闘技会が
行われていた。
次期宗師の最有力候補である
猪王山の実力は圧倒的で、
九太がいない事もあってか精彩を欠く
熊哲は、一方的に叩きのめされてしまう。
ついに猪王山の攻撃でダウンする熊哲。
その時、人間界から戻ってきた
九太が熊哲に声を上げる。
九太
「何やってんだバカヤロー!
とっとと立て!!」
熊哲
「出てったくせに、
よくノコノコ顔出せるな・・・!」
いつものように罵り合いを始める
二人であったが、それが逆に熊哲に
戦う気力を取り戻させた。
熊哲
「お前ぇなんかがしゃしゃり出ないでも、
負けねぇんだ・・・よっ!!」
再び剣を打ち合う猪王山と熊哲。
熊哲の動きは、先程とはまるで別物で、
九太との稽古を再現しているか
のように変化していた。
九太と二人で戦っているのだ。
そんな熊哲の様子を見て、宗師は静かに言う。
「熊哲一人では勝ち目はない、じゃが二人なら分からんぞ」
「自分の力の足りなさを自覚し、
知恵や力を貸してくれる
他人の存在を知るのもいい経験である。
-[本田宗一郎]
本田技研工業の創設者、本田宗一郎の言葉である。
人は生きている間、多くの事を学び、
自分なりの力を身に着けていくものだ。
しかし、たった一人の独学で得られる
知識や力には限度があるし、
独学だけで突き進んでいけば、いずれは
必ず壁にぶち当たることになるだろう。
そんな時、頼りになるのが両親や先生、
先輩、友達等、仲間の知恵や力だ。
「毛利元就の三本の矢の教え」や、
「三人寄れば文殊の知恵」等に
代表されるように、古来から他人との協力、
結束の大切さを説いた教訓は数多い。
一人ではダメでも仲間と
協力すれば何とかなる。
それは特に、学校行事や
仕事などで実感できるだろう。
それだけではなく、一人で小難しく考え、
悩んでいた問題が、誰かに相談したり、
助言を得た事で意外なほどあっさりと
解決する等という事も多い。
自分だけでは一つのやり方、考え方しか
浮かばなくとも、二人なら二通りの、
三人なら三通りの考え方があり、
選択肢が広がる事で新しい境地が開ける。
人間は自分の世界を
広げていく事で成長していくのだ。
だからといって、他人を当てに
してばかりではいけない。
何も考えずにすぐに他人に
ばかり頼っていては、自分で
問題を解決したり、力を付ける
能力を無くしてしまい、自分一人では
何も出来ない人間になってしまう。
そうならない為に、まずは何事も自分なりの
考え、やり方を持つようにしよう。
自分自身の考え、やり方をしっかり
持つことで、逆に自分とは異なる他人の
考え方が理解できるようになり、
自分とは異なる知識や技術が吸収
しやすくなるのだ。
そして、他人の良い所はどんどん吸収していき、
自分なりの力に変えていく。
自分一人だけで生きていくのでも、
他人にばかり依存して生きていくのでもなく、
適度に他人の力を借りつつ生きていくこと。
そんな風に生き続けて行けば、
自身の成長も決して止まる事はない。
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