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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 冬 アニメ 名言 / これは使える!〕南鎌倉高校女子自転車部 7話 四季先生の言葉

アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©松本規之・マッグガーデン/南鎌倉高校女子自転車部製作委員会




南鎌倉高校女子自転車部 第7話『わたしにできること?』

【少しづつかもしれないけど、
 出来ることを増やしていく。
 それってすごく楽しいことでしょ?】


©松本規之・マッグガーデン/南鎌倉高校女子自転車部製作委員会

校長からの指示で、3ヶ月以内に何か実績を
残さないと廃部にされてしまう自転車部は、
実績作りのために高校内で行われる
ナイトレースに出場する。

しかし、スタートで比嘉が失敗し、
自転車部は先頭集団に大きく差を
開けられて追い上げる展開となった。

スタート前に四季先生は自転車部の
4人に自転車競技は個人競技ではない、
集団競技だと教え、勝つためのテクニックを教える。
不利な状況の中、四季先生の教えを
実践しながら、全力でレースに挑む自転車部。

中継モニタを見ながら、渚は感心しながら言う。
「あの子達、初心者にしてはやるわね」
それを聞いた姉の四季は、こう答えた。
「初心者だからよ」

「何事も始めたばかりの頃は
 上手く出来ない。
 でも、出来ないからこそ
 出来るようになりたいと願うのよ。
 失敗もいっぱいあるだろうけど、
 全力でぶつかることで
 自分の限界を知り、
 少しづつかもしれないけど、
 出来ることを増やしていく。

 それってすごく楽しいことでしょ?」

「一番大切なことは、単に生きること
ではなく、善く生きることである。」

-[ソクラテス]

古代ギリシアの哲学者、ソクラテスはこう言い残している。







私達は日々の生活の中で、
「善く」生きているだろうか。

ここで言う「善く」の意味は広いが、
日々進歩する生き方も含まれている。

新入学や新入社など、生活環境が大きく変わった時、
人はその環境に適応し、進歩する事を求められる。

こんな状況の場合は、否も応もない。
適応し、進歩しなければ、
その集団に居場所がないのだから。

まさにがむしゃらだ。

さて、そこで安定した日々になった状態を考えてみる。

安定した環境では、同じことの繰り返しで
退屈な日常の繰り返しに陥りがちだ。

本当は、その安定の中にも、
日々少しずつの進歩が必要なのではないだろうか。

誰でも、完全に同じ毎日の繰り返しは有り得ない。
一日一日、少しずつ違う問題を抱え、
それに対応しているはずだ。

ただ、それをルーチンワーク的に同じ方法でこなし、
振り返らないから、毎日が同じに見える。

それは果たして、楽しく充実した日々と呼べるだろうか。
単に生きていることになりはしないだろうか。

毎日起きる、ちょっとした問題をよく考えて対処し、
それから学び、次につなげていく、

そんな生活こそ、進歩の喜びがある
真に目指すべき生活ではないだろうか。

特に若い世代の人たちに考えて欲しい。

今は正に成長の時だ。

気づきさえすれば、毎日何が知らかの学びに満ちている。
失敗を恐れず、全力でぶつかっていき、成長していく。

そんな喜びに満ちている。

年を取ると、ちょっとした驚きと、
それからの学びと成長に少しづつ鈍感になっていく。

学校を卒業し、社会に出ている人たちには、
もう一度思い出してもらいたい。

毎日が、実は新鮮な気づきに満ちていることを。

それは楽しく生きることでもある。
そして、「善く」生きることでもある。

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