【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

ぜひとも参加すると返答する玉蘭。

しかし矢一郎は、御山の送り火に
浮かべる船がないと言う。

元々遣唐士船を借りる予定だったのだが、
貸せないと断られたからだ。
しかもこちらには貸せぬと言いながら、
ライバルの夷川家に貸すという。

腹を立てる矢一郎たちだがどうしようもない。
矢三郎はとりあえず自分に任せて欲しいと言う。

翌日、天狗の赤玉先生のところに
行った矢三郎は、茶釜を貸して欲しいと頼む。
いろいろ難癖をつけられるが、借りることに成功する。

茶釜の力で空飛ぶ路面電車に化けた
矢二郎に乗り込む一行。

豪華な料理も盛りだくさんで、場は多いに盛り上がる。
その中、路面電車は空に向けて飛び立った。
宴もたけなわの中、赤玉先生が矢一郎と
玉蘭に、告白しあえと命じる。
照れながらも告白し合う二人。

そんな一行を乗せ、路面電車は京都の
街の明かりを眼下に、ゆったりと空を飛ぶ。

そして矢三郎はつぶやいた。

ルソーの言葉を借りれば、最も人生を楽しんだ人間が
最も長生きした人間ということになるが、
私達は毎日、どれだけ人生を楽しんでいるだろう。

いつもの繰り返しの日常に慣れてしまって、
心の底から楽しいと感じることは
少ないかもしれない。

友人との会話で笑うことは、よくある。
それは確かに楽しい。

漫才やコメディが好きな人は、
それを見ているだけで笑えて、
楽しいのかもしれない。

しかし、ここでいう楽しい、おもしろいは、
もう少し深い意味だ。

表面的な楽しさでなく、
心の底から楽しいと思えるような状況。

そう考えると、心の底から楽しいと思えて、
一生の思い出になる様な事は少ない。

心の底から楽しいと思える事は
どうやって見つければ良いのだろう。

それは物事に真剣に取り組むことだ。

真剣であればあるほど、それが上手く行った時、
心底から喜びがこみ上げてくる。

それが良い楽しさになる。

適当にやれば、適当な喜び、
そして適当な楽しさが残るだけだ。

何事にも真剣に向き合うことで、
楽しさもきっと格別なものになる。

日々の生活が小さくとも、
楽しさに満たされていれば、
それは良い人生だと言える。

毎日笑って生きる。