【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

結局恵は誘いを断った。

部室で、なぜ断ったのかと問う詩羽に
恵は、もうすぐマスターアップが忙しくなり、
それどころではないからと説明する。

そして４人はスケジュールについて話し合い、
英梨々の原画が大幅に遅れていることを詩羽は指摘する。

英梨々は言い訳をし、口論になりかけるが、
倫也が割って入り、英梨々は同人誌で実績を上げていること、
今まで一度も落としたことがない事を力説する。

そして英梨々は、那須高原の別荘に篭って
原画を仕上げる事になり、頑張るものの、
イメージが沸かずに行き詰まってしまい、
明日から進行が遅くなると倫也に告げる。

翌日、その事を詩羽に相談する倫也。

「澤村さん、作風を変えるって言ってたのよね。」

そして、諭すように倫也に言った。

理想を掲げて挑戦するのは良いことだ。
挑戦は、今はできないことをできるようにさせてくれ、
今は見えないものが見えるようにしてくれる。

つまり、挑戦は、人を成長させる。

しかし、その挑戦のもととなる理想が一つしかないと、
それは危険なものになる。

妄信的に一つのことを信じ込み、
それ以外は認めず、それに挑戦し続けるのは、視野が狭く、
時には自分自身を落とし穴に落とすことになる。

特に、新しいことに挑戦する時には注意が必要だ。
挑戦すべきもの、その理想しか見えて無くて、
周りが全く見えない、視野が極端に狭い状態になりがちだからだ。

もちろん、理想を掲げて挑戦する
こと事態はとても良いことだ。
挑戦が成功した時には、
きっと今ままでにない自分、
今ままでに見たことがない世界が広がるだろう。

気をつけたいのは、その挑戦に囚われすぎるあまり、
周りに迷惑をかけたり、人との関係を
疎かにしてしまうことだ。

理想も挑戦も、それ自体は良いものだ。
ただ、視野を狭くする恐れがあることには注意していこう。

そうしないと、せっかくの理想も挑戦も、
独りよがりの無駄なものになってしまうかもしれないからだ。
広い視野を意識しながら、理想を掲げよう。
視野が狭くならないように注意しながら挑戦して行こう。

そうすれば、それらはきっと私達を豊かにしてくれる。