【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

鎧の巨人と超大型巨人は
ライナーとベルトルトだった。

疑惑はすでに静かにひそかに
調査兵団の中に浸透していたが、
エレンにとって兄貴のような
存在でもあったライナーゆえに
どこか突拍子もなく信じられない
信じたくない思いも交錯していた。

しかしそれは突如として現実となった。

なんの前触れもなくただ何かを悟り
決意したように巨人の姿を晒す
ライナーとベルトルト。

全ての悲劇を引き起こした
復讐すべき相手として憎悪を
たぎらせてきたエレンは
2人を裏切り者であり人類の敵と認識し
巨人の力を解放してライナー挑む。

劣勢だったエレンだが徐々に
訓練を思いだし、力に勝るライナーと
互角に渡り合うようになる。

しかしライナー達の目的は
エレンをさらうことだった。

現状の最大目標はライナー達を
倒すことではなくエレンを逃すこととなる。

「君を逃すためにはライナーの
 動きを封じ時間を稼ぐ必要がある」

しかし、解決出来ない問題に当たった状況で、
考えが及ぶのだろうか。

そもそもが何に対してどのように考え、
動けばいいのかが解らないからこそ
解決出来ない状況に陥っている訳だ。

人は経験した事のないものには
理解が及ばない事が多い。

苦境にあったり難問にぶつかった時、
何もせず、ただ待てば時が解決してくれる
のであれば良いのだが、待って解決される
ような問題は少ない。

せいぜい、一寸した怪我が放っておいて治ったり、
イヤな思い出が時と共に忘却の彼方へと
過ぎ去っていく程度だ。

本当に解決しなければならない重要な問題や、
窮地におかれた状況を打破するためには、
今の自分にある知識と力で出来る事を
自ら考え行動するより他にない。

経験した事でしか判断出来ないなら
その経験を総動員する。

そして、最大限の想像力を発揮する。

完全な答えには辿り着けなくても
積み重ねてきたものにヒントの
一端は見つかるはずだ。