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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 春 アニメ 名言 / これは使える!〕 進撃の巨人 Season2 1話 ミケ・ザカリアスの言葉

アニメ 名言 / これは使える! 【アニメの中の素敵な言葉】
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

進撃の巨人 Season2 1話『獣の巨人』


【人は戦うことをやめた時初めて敗北する。
 戦い続ける限りはまだ負けてない。】


©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会


ウォール・ローゼ内に巨人が
入り込んでいるのを発見したミケ。

巨人は壁に囲まれた地区に
入り込めないはず…

まさか、壁が突破されたのか?

ありえない事態に驚きつつも、
ミケは冷静かつ迅速に部下へ指示を出す。

指示を受けた部下のひとりである
ナナバは、待機中だった調査兵団の
メンバーに大急ぎで馬の用意をさせた。

ウォール・ローゼ内には、
多くの住民が暮らしている。
一刻も早く避難させなくてはならない。

焦りと恐怖が交差する中、
ミケとナナバは前方から
迫りくる巨人の姿を見た。

ふたつの壁を突破され
どんどん追い詰められてゆく人類…

ナナバは絶望的な結論を口にする。

ナナバ
「ウォール・ローゼは突破されてしまった。
 わたしたちは巨人の秘密や
 正体に一切せまることも
 出来ないまま、この日を迎えた」

ナナバ
「わたしたち人類は…負けた…」


ミケ
「いいや、まだだ。
 人は戦うことをやめた時、
 初めて敗北する。
 戦い続ける限りはまだ負けてない」

「一番大切なことは、決して諦めないことです。

困難を前に運命だと諦め、自分に出来る事を何もしない。

それが最悪の選択です」

-[エドワード・サイード]


アメリカの大学教授であり、著書『オリエンタリズム』でポストコロニアル理論を確立したエドワード・サイードは、白血病に侵され長年闘病生活を送ってきた彼は、諦めず希望を捨てない「意思」を持つことが大事だと語った。






ボクシング勝負でパンチを
くりださなければ、ボコボコに殴られる。

野球でバットを振らずボールを
見過ごせば、アウトになる。

なにもしなければ当然、
結果は「負け」にしかならない。

まだ、勝ち負けが決まっていない段階で
諦めてしまうのはとても愚かな行為だ。

自ら進んで敗者になっても、
良いことなんて何一つ無いのだから。

自分の実力をフルに出し切り
戦い続けた末に敗北してしまったのなら、
賞賛されることもあるだろう。

しかし勝負を放棄し諦めたものに
対しては、誰も敬意を表さない。

もし、スポーツの試合を
「勝てそうにないから」という理由で
途中棄権する人間がいたとしたら、
どうだろう?

きっと観客はガッカリして、
ブーイングを浴びせることだろう。

なにもせずに負けを認める、
それはあまりにも馬鹿馬鹿しい
行為ではないだろうか?

まだ、勝てる可能性があるというのに。

もし、あなたが劣勢に立たされたとき
「もう無理だ」とか「諦めるしかない」
と弱音を吐き、勝負を投げ出そう
としたのならその瞬間、あなたの敗北は
確実なものとなってしまうだろう。

だが諦めずに最後の最後まで
戦い続けるのならば、敗北は
「確実」なものではなくなる。

戦いを途中で放棄し、
勝利への道を閉ざしてはならない。

自分自身が負けを認めるまで、
その勝負は「負け」ではないのだ。

もし、自分のため、あるいは誰か
のために戦っているのなら
どんなに絶望的な状況でも
軽々しく負けを認めてはならない。

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