【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

そのころ蕨矢では地域の足である
路線バスの廃止が決まり、
住民らがバスの運転手である高見沢に
何とかして廃止を止めて欲しいと頼んでいた。

高見沢は、会社の決定をくつがえす事等
できないと答えるしか他になかった。

しばらくして、蕨矢に住む老人たちに、
新しいコミュニティが誕生した。

三種の祭具の情報を集める手段として、
老人たちが市から支給されている
タブレットに目を付けた早苗のアイディアで、
地域Webサイトが立ち上がり、老人たちも
タブレットを使いこなして情報発信を
するようになったのだ。

そんなある日、鈴原を中心に蕨矢集落の
老人たちはバス路線の廃止を理由に
チュパカブラ王国からの独立を宣言し、
わらびや共和国を建国する。

由乃は彼らの役に立ちたいと、
彼らと打ち解け蕨矢での生活を
楽しんでいた。

生活するうちに由乃は、バス路線の廃止が、
蕨矢にとって死活問題であることを実感し、
高見沢に何か方法がないのかと訴え、
高見沢さんは何も感じないのかと詰問する。

自分が生まれ育った場所が廃れていく様を
見続けて何も感じない奴はいないと
言い放つ高見沢に、由乃は分かった気になって
一方的なことを言ったと謝罪してその場を去った。

今まで会社の決定を覆す事などできない、
世の中どうにもならない事があると
思っていた彼だが、由乃と話し本音を
吐露したことである決意が生まれ、
終バスに乗り合わせた早苗に話しかけるのだった。

高見沢
「爺さんばあさんだって、ネット
使えるようになったんだものなあ。
なあ、IT大臣。力貸してくれないか。」

何度も来日するリピーターが
増えていることも、有難い事だ。

日本流の「もてなし」だけではなく、
公共交通の時間に対する正確さが、
旅行スケジュールを大変スムーズに
すると好評である。

日本人の几帳面さが、
高評価を呼んでいる。

日本人は世界的に勤勉な
民族であると認知されている。

だが、その反面ルールを
順守し過ぎる、融通が利かない
と言われる事もある。

一つの事をこつこつと極めるのは
得意で、だからこそ「伝統」と
呼ばれる技術や作品が数多くある。

しかし、それを少しでも外れると
「前例がない」と評価されてしまう為、
新しいことを始めるのには
相当な覚悟と勇気がいる。

だが、それも伝統を守り継いでいる
職人や組織の中での事で、それを
使う人々が喜べば「斬新」もの
として評価されるのだ。

決まった道を進むのは簡単な
様ではあるが、そこから外れない様に
するのも大変な事だ。

だが、いつか行き詰まりを感じたならば、
少々道を外れ違う景色を見て、
そこから刺激を受けるのは良い事だ。

歌舞伎役者が人気漫画を演じたり、
雅楽奏者がアイドルソングを
演奏して見せる姿に、私達は
新しい刺激を受けてワクワクする。