【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

育ての親・猪王山のような
バケモノになれない事で強い
コンプレックスを抱き、
心に闇を宿した彼は、
自身と同じく人間でありながら、
それを恥じることなく堂々
としている九太に憎悪を向け、
遂にはバケモノの次期宗師候補戦で
勝利した九太の師匠・熊哲に重傷を
負わせ、どこかへ失踪してしまう。

自身にも心の闇がある事を自覚し、
一郎彦と自身は限りなく近しい
存在であることを知った九太は、
一郎彦を止め、決着をつけるため
彼のもとに出かけようとする。

そんな彼を、多々良と百秋坊が
呼び止める。

九太が出かける理由を
熊哲の敵討ちと思い込んだ
百秋坊は、九太を叱咤する。

親であったり、子供であったり、
先生であったり、生徒であったり、
上司であったり、部下であったり。

それぞれの立場であれば、
必ず経験はある。

人に叱られるというのは、
あまり気持ちのいいものではなく、
叱られた後には反省心以上に、
心の中にモヤモヤした気分、
嫌な気持ちが残ってしまう事も
少なくはない。

だが、中には叱られた際の
嫌な気分以上に、反省心、
向上心が涌いてくるような
「後味の良い叱り方」が
出来る人がいる。

後味の良い叱り方が出来る
という事は、即ち叱り方が
上手いという証拠だ。

叱り方が上手いとはどういう事なのか。

多くの人は、「叱る」と「怒る」を
混同しがちで、人を叱る際、
つい感情に任せて怒鳴りつけたり、
罵詈雑言を浴びせてしまう人も
少なくはない。

人を叱るという事は、相手の事を考え、
成長してもらいたい為に行うもので、
その目的も正しい考え方や方法手段を
教えることにある。

上手く叱る事が出来る人とは、
自分の心と頭の中をきちんと
整理したうえで、相手が抱える問題と、
その解決方法の理解を正確に伝える事が
出来る人の事を言うの。
　
しかし、いかに上手く叱られても、
叱られる側が上手に受け止められ
なくては意味がない。

叱られる側に回ってしまったら、
叱られても感情的にならず、
まずは相手が伝えようとしている事を
冷静に受け止め、それを実行しよう
という前向きな姿勢を常に持っていよう。

そんな姿は、自分を叱った人間にとっても
嬉しいもので、大切な事をどんどん
教えてくれるようになる。

誰かを叱る側、叱られる側、
どちらに回っても、いつも「後味良く」
いられるよう、心がけよう。