【アニこと】アニメの名言 これは使える! / ただの名言集じゃない!、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション!モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

menu

アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ〕 ワンピース 36話 ベルメールの言葉

アニメ 名言 / これは使える!/ ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション




ワンピース 36話『生き抜け!母ベルメールとナミの絆!』

【生き抜けば必ず楽しいことがたくさん起こるから!!】

Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


クリーク海賊団との戦いの最中に
行方をくらませたナミを追い、
ココヤシ村へとやってきたルフィ達。

そこで彼らは、ナミがアーロン一味の
一員であった事を知る。

ルフィ達を冷酷に突き放す
ナミであったが、その裏には
ナミの大きな決意があった。

ナミの姉・ノジコはルフィ達に語る。

決意のきっかけとなった過去の出来事を。

・・・それはナミが10歳の頃。

ナミ、そしてノジコは養母である
ベルメールの元で、貧乏ながらも
幸せな日々を過ごしていた。

だがその幸せはココヤシ村にやってきた
アーロン一味らによって壊される。

アーロンは自分の圧倒的な力を示しつつ、
村人たちに、助かりたければ、
大人一人につき10万ベリー、
子供一人につき5万ベリーを
月々払う様に要求する。

ベルメールも立ち向かうが、
その力の前に返り討ちに合ってしまう。

ベルメールの全財産は
へそくり含め10万ベリーしかない。

村の駐在・ゲンさんは、ベルメール、
ナミ、ノジコを助ける為、ナミとノジコの
存在を悟られぬよう事を運ぼうとするが、
アーロン一味の恐ろしさを悟った
ベルメールは、二人を助けるべく
身代わりになる決意をする。

ベルメール
「子供二人で10万ベリー・・・
それは私の娘たちの分。
私の分は足りないわ。」

ベルメールには、たとえ養子とはいえ
「家族がいない」とは言えなかった。

そしてベルメールは、ナミとノジコの
身代わりとなり、凶弾に倒れる。

ベルメールが生前に残した言葉は、
ナミにココヤシ村を救うべく決意を
固めさせたのであった。

「誰にも負けるな!
女の子だって、強くなくちゃいけない。
人に褒められなくたって構わない。
生まれてきたこの時代を憎まないで。
いつでも、笑っていられる強さを忘れないで。

生き抜けば必ず楽しいことがたくさん起こるから!!」

「生きていればいいこともあるさ」

-[ジョン・レノン]


ビートルズのリーダー、ジョン・レノンの言葉である。







生きているのが辛い。

生きていても、良い事が無い。

希望などありはしない…。

そんな悩みを抱える人に対し、
決まって投げかけられる
アドバイスといえば、
「今を耐え忍べば、そのうち、
きっと良い事がある」
というものだ。

しかし多くの場合、この言葉には
最も大切な意味合いが抜け落ちている。

「良い事」とは、待っているだけでは
決してやって来ないという事だ。

「守株」という中国の有名な故事成語がある。

偶然木の根にぶつかったウサギを
手に入れて、同じことを期待して待つも、
骨折り損になってしまうという、
日本の童謡の「待ちぼうけ」の歌詞の
あの内容だ。

ウサギがぶつかったのは単なる幸運であり、
一生にそう何度も遭遇するような「良い事」
ではない。

大半の「良い事」は、親鳥の餌を口を
開けて待っているヒナのような態度では、
決して遭遇することは無いのだ。
 
真に大事なのは、「良い事」を自分で
探しに行く積極的な姿勢だ。

しかし、それは離れた場所に
わざわざ探しに行かなくとも、
自分の身近に、いくらでもある。

辛い時や苦しい時ほど、嫌な事ばかりに
目が行ってしまい、つい「良い事」に
目を向けられないようになってしまうが、
そんな時こそ、無理やりでも、
「良い事」を探す努力をしてみよう。

家族がいる。

友達がいる。

住むところがある。

ご飯が食べられる。

治安のいい所に住んでいる。

五体満足の健康体である。

こんな当たり前の事でいい。

身近な「良い事」を日々探していれば、
「更に良い事」に気付ける様になる。

もし、あなたが誰かに
「そのうち良い事がある」と
アドバイスをするならば、
その言葉の前に、
「いいことを探していれば」
と付け加えよう。

これがあると無いとでは、
言葉の意味がまるで違うのだから。

関連記事