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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕君に届け 5話 ピンの言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©椎名軽穂・集英社/「君に届け」製作委員会

君に届け 5話『決意』

【人のせいにしたって解決なんかできねーんだ。
 おまえ自分でなんか どーにかしたか?
 この先理不尽な事もいっぱいあるだろーけどよ
 結局おまえが自分でなんとかするしかねーんだよ】


©椎名軽穂・集英社/「君に届け」製作委員会


ここ最近、学校中で矢野と吉田の
悪い噂が流れていた。

やがて、その噂は本人たちの耳にまで届き、
二人は噂を話している女子に出所は誰だと
聞くと、さだこ(黒沼爽子)だと言う。

思ってもみない答えに、最初はさだこの
はずがないと信じていた二人。

しかし、偶然さだこが「矢野と吉田は友達ではない」
と話しているのを聞いてしまう。
その続きがあるようで、その内容が気になった二人だが、
ピンに話しかけられ、さだこの話を最後まで聞けずに
さだこに対し疑念を抱くようになってしまう。

徐々にさだことの距離もできてしまい、
放課後会ったピンに矢野は感情をぶつけてしまう。

いきなり、心当たりのないことを言われたピンは
矢野に言った。


「おまえ、人のせいにすんなよ。なんなんだか知んねーけどよ。
 人のせいにしたって解決なんかできねーんだ。
 この先理不尽な事もいっぱいあるだろーけどよ。
 結局おまえが自分でなんとかするしかねーんだよ」

「自分がこうなってしまったのは、
 自分を取り巻く環境が悪かったからだと人は言う。
 だが環境の影響など、何ほどのものではないと私は信じている。
 世の中で成功している人間は、望む環境を求めて行動し、
見つからなければそれを自ら作り出している。」

-[ジョージ・バーナード・ショー]


アイルランドのノーベル文学賞受賞者で、脚本家のジョージ・バーナード・ショーは著書『ウォレン夫人の職業』で、こう述べている。






人は何か上手くいかないことがあると
原因は何かと考える。

考え方の傾向は
他人や環境などが原因と考える人と
自分が原因と考える人の
概ね二つに分かれる。

他人や環境などが原因と考える人は、こう考える。

学生ならばこうだ。

点数が悪かったのは、
友達から電話がかかってきたせいだ。
おかげでテスト勉強の時間をあまり取ることができなかった。
本当はもっとよい点数が取れたのに。
今回は仕方がない。

サッカー部員ならばこう。

僕が試合でシュートを決められなかったのは、
他の選手のパスの出し方が悪かったせいで、
僕のせいじゃない。
だから仕方がない。

社会人の場合ならどうだろう。

私が仕事で失敗をしたのは上司の指示が悪かった。
もしきちんと指示を出されていたら
私は失敗しなかった。
だから今回は仕方がない。

最終的に「仕方がない、自分は悪くない」という
自己肯定が強く出ている。

だからと言って全て他者肯定すると、自我が崩壊してしまう。
だから、自己肯定もとても大切なこと。

しかし、自己肯定ばかりでは自分の非を認めない
自分勝手な人と他人は思う。

前述の例は他者否定と自己肯定で、
「あなたはNGだけど、私はOK。私は悪くない。」と考える、
いわゆる攻撃型と言われるタイプの人の考え方だ。
他人との話し合いにおいて譲り合うよりも、
どちらが悪いのかと犯人捜しをする傾向がある。

このようなタイプの人は失敗したことを
他人のせいだと決めつけることで
自分が失敗したのではないと思い込み、
そして、現状に満足し改善しようとする向上心がなくなり、
結果的に成功は望めないだろう。

一方で成功する人は、現状に満足せず失敗の原因が
自分にもあるのではと考えることができる。
自分の持っている知識や今までの
経験は完全なものではないと自覚することで、
自分にはまだ足りないものがあると考える。

そうすることで、現状を打破しようと努力し、
自分だけではどうにもならないことは
他人の力に頼ることで周りを動かし、
環境を望むものに変えていくのである。

あなたはどちらのタイプの人になりたいのか。

答えは...?


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