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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕 とある科学の超電磁砲 12話 御坂美琴の言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN

とある科学の超電磁砲 12話『AIMバースト』


【もう一度頑張ってみよ。
 こんなところでくよくよしてないで。
 自分で自分に嘘つかないで……もう一度!】


©鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN


木山春生は教え子を助けるために
「幻想御手(レベルアッパー)」を
使用した患者たちを演算装置として
代用しようと目論む。

その副産物として複数の能力を行使していたが、
突然苦しみ出し、倒れる木山の頭から
AIMバースト――胎児のような化け物
が生み出された。

それは「幻想御手」を使用した患者たちの
AIM拡散力場が束ねられ、
1万人もの能力者の思念が形に
なったものであるという。

やがて、夢に挫折した人々の想い、
怨念を取り込んだAIMバーストは
苦しみだし、どんどんと力を増していく。

そんな中、ネットワークを破壊するため、
木山から預かった「幻想御手」の
治療プログラムを手に走る初春。

一方美琴は、原子力発電所に向かう
AIMバーストの前に立ちふさがっていた。

原子力発電所が背後にあるため
思うとおりに戦えず、追い込まれていく
美琴の耳に突如音楽が聞こえてくる。

その音楽は治療プログラムであり、
再生能力を失ったAIMバーストに
美琴が電撃を打ち込む。

美琴の発した誘電力場により、
強引にねじこんだ電気抵抗の熱で
身体の表面が消し飛んでいく。

傷付きながらも攻撃を繰り出す
AIMバーストから漏れる、
夢に挫折した人々の想い。

その想いに、反撃しながらも言葉を交わす美琴。

美琴
「ごめんね」

AIMバースト
「誰だって。能力者に。なりたかった」

美琴
「気付いてあげられなくて」

AIMバースト
「しょうがないよね。あたしには何も」

美琴
「頑張りたかったんだよね」

AIMバースト
「何の力もない自分が嫌で、
でも、どうしても憧れは捨てられなくて」


美琴
「うん……でもさ、だったらもう一度頑張ってみよ。
 こんなところでくよくよしてないで。
 自分で自分に嘘つかないで……もう一度!」

「人生において何よりもむずかしいことは、

嘘をつかずに生きることだ。

そして自分自身の嘘を信じないことだ」

-[ドストエフスキー]








人はどうしても嘘をついてしまいがちだ。

それは、相手のためを思った結果であったり、
その場から逃れたいという気持ちであったり、
悪意によるものであったりと様々だ。

一つの嘘をついた時、
その嘘を本当らしくする為に
いくつもの嘘を重ねる必要がある。

嘘をつくこと自体は
完全否定されるべきものではないが、
それを通す為にまた
嘘を重ねなければならない。

いくつもの嘘の中で
生きていかなければならない。

やはり、自分に嘘をつくのは
辛いことではないだろうか。

「あれは周りが凄かったから
 敵わない。仕方なかった」

「太りやすい体質だから
 痩せられない。遺伝のせいだ」

そうして、気付かないうちに
自分の可能性をつぶして
しまっていないだろうか。

頑張ることを諦める理由に
こじつけていないだろうか。

嘘をつかずに生きるのは難しい。

しかし、せめて自分にだけは嘘よりも、
可能性を信じてほしい。

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