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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕CLANNAD 〜AFTER STORY〜 9話 古河 渚の言葉(2)

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©VisualArt’s/Key/光坂高校演劇部

CLANNAD 〜AFTER STORY〜 9話『坂道の途中』

【足を止めたら駄目です。 進めるなら、進むべきなんです。】

©VisualArt’s/Key/光坂高校演劇部

岡崎智也は抑揚の無い日々に諦めと同時に
退屈した毎日を過ごしていた。

しかし、あの日の渚、そしてその周囲の
人達との出会いが智也を大きく変えた。

それは渚にとっても同じで、二人は
お互いに大切な存在になっていたのだった。

卒業が近くなり、渚は体が弱く学校を休みがちで、
昨年留年していたが、今年も出席日数が足りず、
テストも受けられなかったということもあり、
再び留年が決まってしまう。

二人で卒業できると思っていた智也は
空虚な卒業式を終え、渚の家に向かう。

外で渚が待っていた。

「智也くん、卒業 おめでとうございます」

智也は渚と一緒に桜の咲く
坂を登り始めた時のことを思い出して、
涙を流し、感情を吐き出した。

「学校なんて大嫌いだったけど、
 お前とならいつまでだって
 過ごしたいと思ってたんだ。
 ずっと腐ったみたいな学生生活を、
 続けてきて…でもお前と過ごした
 最後の一年だけは楽しかったんだ、
 幸せだったんだ!!
 やっぱり俺も、留年すればよかった…!」

「智也くん」

渚は優しい表情で智也に言った。

「そんなことで足を止めたらダメです。
 進めるなら、進むべきなんです」

「世界には、きみ以外には誰にも

歩むことのできない唯一の道がある。

その道はどこに行く着くのか、

と問うてはならない。ひたすら進め。」

―[ニーチェ]


実存主義の代表的なドイツの哲学者、ニーチェはこう言った。






普段の生活や、学校生活の中で嫌でも
人生の選択をしなければならない時が来る。

その中で一緒に歩んできた人と
別の道に進むということに直面するかもしれない。

その時は、悲しく不安で、一時的に
後ろ向きな気持ちになってしまう。

自分が進んでいく道があるのに、
別れたくないという思いに、
これから自分が進む道を
閉ざしてしまいたくなるほどだ。

今そばにいる大切な人と、これから先も
ずっと一緒に歩んでいけると信じていたのに、
何かをきっかけに別々の道を
歩まなければいけない可能性は
どんなに仲良い友人でも、恋人でも、
家族でさえもあり得る事だ。

実際、その場面に直面すると、
誰でも足を止めてしまいたくなる。

しかし、もし大切な人の道が、自分に見えていたら、
足を止めずに進んで欲しいと
願わずにはいられないのではないだろうか。

自分のことを大切に思ってくれる人と
一緒に進んでいけないことはとても辛いが、
自分の道を閉ざしてしまう必要はない。

足を止めることはないのだ。

進んでいけば、その道の過程で、
大切な人に届けられる
何かに出会えるかもしれない。

だから後ろ向きなる必要はない。

目の前に道がある限り進んでいくしかないのだ。

自分にとって大切な人ならば、
相手もきっとそれを望んでいるはずだ。

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