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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕 新世紀エヴァンゲリオン 7話 葛城ミサトの言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
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新世紀エヴァンゲリオン 7話 『人の造りしもの』

【奇跡を待つより捨て身の努力よ!】

©カラー


日本重化学工業共同体が、NERVの人型兵器
「エヴァンゲリオン」に対抗し
人型兵器「JA」を制作した。

ミサトとリツコは、JAの起動テストを兼ねた
完成披露記念会に参加するため旧東京を訪れる。

遠隔操作によって起動し、
無事動きはじめたJAだが、
突然システムに原因不明の
エラーが発生し制御不能と
なってしまう。

オペレーターの発した無線による
緊急停止信号を受け付けず、
暴走状態となったJAは会場施設を
破壊しながら移動を続ける。

日本重化学工業共同体の
代表である時田シロウは
「ありえない」と想定外の状況を
飲み込めずうろたえた。

このまま暴走状態が続けば、
内部に組み込まれている原子炉が
メルトダウンを起こし大惨事に
なりかねない。

放っておくわけにはいかないと
判断したミサトは、稼働中のJAに
直接乗り込み強制停止させる他に
手段は無いと考えた。

最悪の状況を目の前に、
ただただ立ち尽くすだけの時田。

どうしようもないと諦めかけた
時田にミサトは詰め寄る。

時田
「こうなっては、自然に停止
 するのを待つしか方法は…」

ミサト
「自動停止の確率は?」

オペレーター
「0.00002%。まさに奇跡です」


ミサト
「奇跡を待つより、捨て身の努力よ!
 停止手段を教えなさい!」

「人事を尽くして天命を待つ

(盡人事待天命・盡人事而待天命 )」

-[胡寅(こいん)]


中国、「宗」の時代の儒学者、胡寅(こいん)が、 読史管見(とくしかんけん)という、本に書いた言葉だ。






何もしなければ、何も変わらない。
それは当たり前の事だ。

限りなく実現不可能な事を
可能にする事を奇跡という。

不可能を可能にする行動を、努力という。

奇跡とは、待つものではない。

努力して勝ち取るものである。

起きるかどうかわからない不確かな
奇跡を、ただ立ちすくんで待つより
前へ、最良の未来があるほうへと、
ひたすら進んで行くべきだ。

たとえそれが辛く、苦しく、
死を覚悟しなければならないほど
けわしい道のりであったとしても。

奇跡という甘い言葉にすがりつき、
諦めてはいけない。

迫りくる危機から目をそらし、
神に祈るだけではどうにもならない。

どんなに絶望的な状況であっても、
絶対に諦めない精神力を持ち
精一杯努力をすれば、人間は
どんな困難でも乗り越えられるのだ。

全力を出し尽くせば、必ず道は開かれる。

傷つくことを恐れず、捨て身の体当たりで
目の前に立ちはだかる壁を打ち壊そう。

その先にはきっと、
ありえなかったはずの奇跡が
転がり落ちている。

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