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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕 新世紀エヴァンゲリオン 2話 葛城ミサトの言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
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新世紀エヴァンゲリオン 2話『見知らぬ、天井』

【希望的観測は人が生きていくための必需品よ】

©カラー


エヴァンゲリオン初号機に乗り、
初めての戦闘を経験したシンジは
辛くも使徒に勝利した。

しかし、あまりにも大きな
精神的ショックを受けたせいか
外傷がないにも関わらずコックピット内で
気を失い倒れてしまう。

病院へ緊急搬送されたシンジだったが、
後日無事に目を覚ましたのであった。

使徒襲来にそなえ、着々と工事が進み
要塞化されてゆく第3新東京市内で
その知らせを受けたミサトとリツコ。

気がかりだった精神汚染の心配も
無い様だと聞き、胸をなでおろす。

エヴァの為だけに用意された
武器や弾薬が運ばれ、兵装ビルが次々
建設されていくのを眺める二人。

なんの訓練も受けていない、
ごく普通の中学生であったシンジに、
巨大な兵器と世界の命運を託す。

組織の運営、機体の修理、人員不足、時間、お金…

不安な要素が山のようにある。

とても厳しい状況に置かれているなか、
ミサトは悲観することなく希望を口にした。

ミサト
「…エヴァとこの町が完全に稼動すれば、いけるかもしれない。」

リツコ
「使徒に勝つつもり?相変わらず楽天的ね。」


ミサト
「あら。希望的観測は、人が生きていくための必需品よ。」

「グラスに半分ワインが残っているのを見て、

ああ、もう半分しか残っていないと嘆くのが悲観主義者。

お、まだ半分も残っているじゃないかと喜ぶのが楽観主義者である。」

-[ジョージ・バーナード・ショー]


アイルランドの文学者、脚本家で『マイ・フェア・レディ』としてミュージカル化された、『ピグマリオン』の著者、ジョージ・バーナード・ショーは、こう述べている。







人は、希望無しには生きられない。
こうなりたい、こうだったらいいな。

その希望、欲求を叶えたいという
願いが人間の原動力だ。

しかし、うまくいかずに失敗したり、
勝負に負けてくやしい思いをする事もある。

だから、思い通りにいかなかった時の事を考え、
対策しておくのは十分に意味のある行為である。

その考えは、決して悪いものではない。

しかし、悪い方向のみを考えてしまい、
嫌な事や悲しい事が起こるかもしれない等と、
心配ばかりしていては心が休まらない。

山積みの問題を見て、対処出来ないかもしれない
と嘆くより、大丈夫だ、出来るはず、
と前向きになり心への負担を少しでも軽くしよう。

心の中が不安という黒い雲で
おおいつくされてしまうと、
人間はそこから動けなくなってしまう。

「すべて思った通りに事が進むだろう」

「きっと良い方向へ向かうだろう」

そんな明るい未来の想像図を頭の中に
思い浮かべ、希望の光を心に宿そう。

明日は晴れだと良い…
そう思えば少なくとも、心は晴れるのだ。

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