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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕 新世紀エヴァンゲリオン 15話 赤木リツコの言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
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新世紀エヴァンゲリオン 15話『嘘と沈黙』

【今を維持しようとする力と変えようとする力、
 その矛盾するふたつの性質を
 一緒に共有しているのが生き物なのよ】


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葛城ミサトと赤城リツコと加持リョウジは
特務機関NERVの同僚であり、
大学時代からの友人である。

三人は友人の結婚式のあとに、
バーで飲んでいた。

加持がリツコを口説きかけたとき、
ミサトがトイレから戻る。

ミサト
「変わんないわねぇ、そのお軽いとこ」

ミサトと加持は大学時代に
恋人同士であったが、別れたのだった。

加持
「いや、変わってるさ。
 生きるって事は変わるってことさ」

リツコ
「ホメオスタシスとトランジスタシスね」

ミサト
「何それ?」


リツコ
「今を維持しようとする力と変えようとする力、
 その矛盾するふたつの性質を
 一緒に共有しているのが生き物なのよ」

「安定があるというのは幻想だ。そんなものは存在しない。

周囲の環境は常に変化している。

高いレベルを維持するには変化するしかない。

変化は脅威ではなく、機会である。」

-[カルロス・ゴーン]


極度の経営不振と経済的危機の状態にあった日産自動車を立て直した、フランスの自動車会社CEO(PDG)にして、日産自動車及び三菱自動車工業の会長であるカルロス・ゴーンはこのように述べている。







人は皆、常に現状に満足しない生き物だ。

もし、一時的に幸せだったり、充実
していて現状に満足している状態でも、
少し時間が経つと、それを当たり前だと
感じたり、もっとよくなれると考え、
満たされなくなる。

また、周囲の環境が変化して、
自分が変化していなくても、
違う状況になってしまう事もある。

満たされないと、自分が満足するように、
現状を変えたい!と強く思い、
人は新しい行動をしようと決意するが、
現状以下の状態にはなりたくない。

それ以下になると、不幸になると考えてしまう。

現状は今の自分の最低ラインなのだ。

今を変えようとする事は、
とても勇気がいる。

新たな行動をすることで、
もし失敗したら・・・
現状を壊してしまわないか・・・
等と杞憂する自分がいる。

人は皆、より良く変わりたいと思うが、
踏みとどまってしまう。

しかし、ここで変化を恐れ、
行動しないことは、より良くなる
機会を逃すことになる。

変化と維持とは一見相反するものに
見えるが実はそうではない。

変化する社会・環境の中で、
自分を維持するには、
自分自身も常に新しく変化し、
更新していかなければならない。

維持とは変化を伴うのだ。

失敗を恐れずに、行動して現状を打開し、
現状以上の環境にする。

常に自分を高め、高い次元に行く事で、
自分に自信がつき、生きがいや人生の
幸福感を感じることができる。

何も行動しないことは現状維持ではなく、
むしろ退化である。

今を変えることを恐れずに、
より高みを目指して生きる。

それこそが素晴らしい人生になり得るのだ。

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