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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 春 アニメ 名言 / これは使える!〕正解するカド 1話 品輪彼方の言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

正解するカド 1話『ヤハクィザシュニナ』

【当たり前のこと確認するって、大事ですよね】

©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI


東京上空に何の前触れもなく
出現した、謎の巨大な立方体。

人工物なのか、自然現象なのか…

その正体を突き止めるため、
物理学者である御船哲人と
助手の品輪彼方は立方体の
調査を開始する。

陸上自衛隊の持つ調査機材を使い、
様々な視点から立方体を観察する二人。

空港の滑走路に、一体どこから、
どうやってこの巨大な立方体が
現れたのか。

どうやって動いているのか。

どんな物質でできているのか。

あまりにも常識外れの存在であり、
物理法則を無視しているとしか
考えられないその物体を
どうにか解明しなければならない。

ドップラーレーダーや
サーモグラフィーを使っての分析。

電磁放射線や粒子放射線の調査。

どれも不可解な結果ばかりで、
謎は深まってゆくばかり。

人間の理解を超えた異質な存在が
目の前にある現状に興奮気味の品輪は、
知的好奇心のおもむくままに
次から次へと疑問を口にする。

品輪
「てかこれなにが見えてるの?ほんとに可視光線?」

御船
「可視光線でなければ見えんだろうな」


品輪
「当たり前のこと確認するって、大事ですよね!」


「まず疑う、次に探求する、そして発見する。」

-[ヘンリー・トマス・バックル]


著書『イギリス文明史』で欧州はもちろん田口卯吉や福沢諭吉など、日本の知識人にも大きな影響を与えた歴史学者のヘンリー・トマス・バックルはこんな言葉を残している。身体が弱く正規の学校教育を受けられなかったにも関わらず、持ち前の探究心でハンデを乗り越え、その生涯を歴史研究に捧げた彼は常に疑問を持ち、その答えを探し続けなければならないという考えで日々研究を続けていたのだ。







当たり前だと考えられている
モノに疑問を持つことが、
新しい発見に繋がることもある。

中世ヨーロッパで長らく
常識だと考えられていた天動説も、
それに疑問を持った人物
によってくつがえされた。

「当たり前」は、100%の
「真実」ではない。

注意深く物事を観察し、
確認することが必要だ。

これは科学における
重大な発見や研究成果に
限った話ではなく、
他愛ない日常生活の中でも
考慮すべき事柄である。

たとえば、交通事故。

「対向車は当然止まってくれるだろう」

「この道はいつも通行人がいないから
 スピードをだしても大丈夫だろう」

こういった考えではいつか
事故が起こってしまう。

仕事であっても同じだ。

「いつもと同じ作業だから」と確認を
おろそかにすれば、重大なミスが
あっても気が付けない。

当たり前を過信する、その行為には
真実を見逃す可能性を秘められている。

だからこそ、つねに疑い、確認することを
忘れてはならないのだ。

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