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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ〕ドラゴンボール改 48話 孫悟空の言葉(2)

アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

ドラゴンボール改 48話『怒れる超サイヤ人!名乗りを上げろ孫悟空』

【だから滅びた】

©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


宇宙の帝王フリーザと孫悟空の死闘が続く。

フリーザの圧倒的パワーの前には、
悟空の限界を超えた20倍界王拳、
そして切り札の元気玉をもって
しても通用しなかった。

元気玉で危うくやられかけ、
怒りに燃えるフリーザは、
悟空への見せしめにクリリンを
殺してしまう。

クリリンの死を見た悟空の中で
何かが切れた。

次の瞬間、悟空は金色のオーラに
包まれた伝説の戦士・超サイヤ人
へと変貌を遂げたのだった。

非道なフリーザに、
孫悟空の怒りが爆発する。

悟空
「罪も無ぇ者を次から次へと殺しやがって
 ・・・おめぇ、クリリンまで・・・」
   
「俺は怒ったぞー!!!!!
 フリーザーッ!!!!!」

悟空の変化にただならぬ雰囲気を
感じつつも、フリーザは逆に悟空を
あざ笑うかのように問いかける。
 
フリーザ
「偉そうなことを言いやがって。
 ”罪もない者を殺した”だと?
 貴様らサイヤ人のしてきた事が、
 正しかったとでもいうのか?」 
 
 間髪入れず、悟空はただ一言だけ答えた。
 

「だから滅びた」


「おごれる人も久しからず、

ただ春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、

ひとへに風の前の塵に同じ。」

-[平家物語]


平家物語冒頭の一節の一部である。現代語訳すると、「おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく、まるで(覚めやすいと言われる)春の夜の夢のようである。勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまう、まったく風の前の塵と同じである。」という意味だ。







人類の歴史上、多くの人間が栄光を掴み、
一時代を築き上げてきた。

だが、そんな栄光は決して
長続きすることなく、
いずれは終わりを迎える。

スポーツの連勝記録、トップシェアを誇り
世界的規模となった会社、世界の中心的
存在となった国家。

いずれも、時が経つにつれて
また違う存在に取って代わられている。

しかしそれこそが今日まで人間世界で
長らく繰り返されてきた営みであり、
その繰り返しで人間は発展を続けてきた。

ひたむきに、真っ当に生きてきた人間や
集団でさえそうなのだ。

ましてや、おごった者達等、
尚更ひどく没落していく。

自分は強い。

自分は他人より優れている。

自分一人の力でなんだってできる。

その様におごり高ぶった者ほど、
その栄光はあっさり終わりを告げる。

世界という大きな流れの前では
風の前の塵にも等しい。

今の自分を振り返ってみよう。

過去のおごれる者達のように
なっていないか。

「温故知新」

一時の栄光を築き消えていった者達は、
良くも悪くも人々の記憶に残る。

その記憶には我々にとって財産と
なるような知恵、知識、教訓が
隠されている。

過ちの中の教訓は、二度と繰り返すまいと
心に誓い、今の自分の生き方を見つめ直し、
律していく。

その様に生きていく事ができれば、
「おごれる者」になる事を避ける事ができる。

生きていく中で、時には過去の教訓から
自らの行いを振り返り考えてみよう。

自分の行いが次代にとっての「教師」となるか
「反面教師」となるか。

どうせなら前者になれるような
生き方を心がけよう。
 

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