31Aug
アニメ 名言 / これは使える!/ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©幸村誠・講談社/サンライズ・BV・NEP
プラネテス 2話『夢のような』
【まだ始まったばかりだ、焦らなくていい。
ゆっくり、ゆっくり積み上げていけばいいって。】
©幸村誠・講談社/サンライズ・BV・NEP
新人タナベの為に、EVA(船外活動)の
移動訓練に付き合うハチマキは、
なかなか上達しないその姿に、
入社した頃の自分を思い出していた。
数日後、ハチマキと同期入社で、航宙課の
貨物船パイロットをしていたチェンシンが、
旅客船の副操縦士に抜擢された。
着々と目標に近づいている同期に対して、
自分が何も変わっていないと嘆くハチマキ。
そんな折、ハチマキ達が回収しようとしていた
小惑星探査機のデブリと、旅客船GOS-27が
進路上にて、ニアミスする危険が発生する。
タナベの不慣れが原因であったが、
三年前、新人だったハチマキのミスにより、
捕り逃したデブリでもあった。
旅客船には、チェンシンが乗っている。
ハチマキは、焦りながらも呼吸を整えると、
もの凄いスピードで回避操作を行い、
寸での所で、ニアミスを回避。
三年という月日が、自分を変えていた事に
気付いたハチマキは、喜びの声を上げる。
ほっとしたタナベが近付こうとするも、
移動が上手くいかず、その場でくるくると
回っている。
その姿を見たハチマキは、
いつになく快活に声を掛ける。
「まだ始まったばかりだ、
焦らなくていい。
ゆっくり、ゆっくり
積み上げていけばいいって。」
「焦ってはいけません。ただ、牛のように
図々しく進んで行くのが大事です。」
-[夏目漱石]
近代日本を代表する文豪、夏目漱石の言葉である。
自分に自信がなかったり、
他人と比較したりする気持ちが
焦りを生む。
焦りが生まれると、
せっかくの努力からも
輝きは失われ、欲に溺れてしまう。
早く出来る様にならなければ。
自分はもっと出来るはずだ。
自信なのか、見栄なのか、
その顔付きは不機嫌だ。
何かにつけて、スピードを競うのは、
今の流行りである。
無理やり敵を作り、
ライバルを素早く追い抜く為の
効率がささやかれ、派手な
結果を残すために、より目立つ
方法が採用される。
そういうものは命が短い。
そればかりか、後から後から
雨雲の様に湧いてくる。
牛の様にどっしりと
重い荷物を背負い、
一足先を見つめながら進む道も
あるのではないか。
自分自身、その成長の実感は
得られないかも知れない。
しかし、気長に、根気強く、
黙々と歩みを進めていれば、
気付かぬ内に上達するものだ。
成長は、目に見えない。
それがはっきりと見えるようなら
成長していない証でもある。
スタート地点と比べてばかりで、
判断基準も変わらないまま、
出来る出来ないにこだわっている
うちは、どうしても焦りが消えない。
ゆっくり行こう。
だらけるのではない。
私は私だと、気前良く、堂々と
急がず、休まず、進もう。
時代を超えて残るものは、
いつだって、そういうものだ。
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