5Jun
アニメ 名言 / これは使える! 【アニメの中の素敵な言葉】
©磯光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会
電脳コイル 26話『ヤサコとイサコ』
【痛みを感じる方向に、出口がある】
©磯光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会
電脳空間に意識を閉じ込められ、
昏睡状態となったイサコ。
死んでしまったはずの
兄がいる虚構の世界。
大人になるための痛みも苦しみも必要ない、
子供のままでいられる優しい空間。
ずっとこのままでいよう…
ミチコの甘い言葉をイサコは
ぼんやりとした表情で聴き続けていた。
だがそこへヤサコの声が響く。
「戻ってきて」
ヤサコが現実世界からイサコへ呼びかけていたのだ。
あなたは「痛みを恐れない勇ましい女の子」、
その空間とは「さよなら」をすべきだと。
その声で目が覚めたようにハッとするイサコ。
現実世界がどんなに辛くとも、
ここにとどまっていてはいけない。
兄の死という悲しい現実を受け止め、
生きていかなければならないのだ…
イサコは、心の支えであった
兄の幻影と別れる決意をした。
行かないで、わたしを捨てないでと
必死の形相で叫ぶミチコを振り切り、
出口を目指して走り出す。
優しいだけではない、
確かな痛みを感じる現実の世界へ帰るために。
ヤサコ
「行きなさい、勇子!」
ヤサコとイサコ
「痛みを感じる方向に、出口がある!」
「一切皆苦」
-[ブッダ]
痛いということは、
生きているということである。
世界三大宗教の一つである仏教。
その開祖であるブッダ(ゴータマ・シッダルタ)は
「一切皆苦」という言葉を残している。
「人生のすべては苦しみである」という意味で、
人生は思い通りにならない苦しみで
溢れていると説いているのだ。
生きること、老いること。
病気で苦しみ、死ぬこと。
愛する人との別れること、
憎い人との出会うこと、
求めるものを得られぬこと、
人の身体と心が思い通りに動かないこと。
これらを仏教用語で「四苦八苦」という。
人生には様々な苦しみ、痛みがあるのだ
ということを表した言葉だ。
人生の中には、ときとして
耐え難いほどの苦痛を味わう瞬間がある。
親しい人を失ったときや、
何もかもが上手くいかず、
自ら命を投げ捨てようと思って
しまうほど追い詰められたとき。
悲しみで胸が押し潰されそうな
ほどの痛みを感じて、涙を流すとき。
そんな瞬間は誰にだってあるものだ。
もし、あなたがそういった辛い状況に
立たされたとき。
どうかその痛みに負けないで欲しい。
生きているかぎり、苦しみから
逃れることは出来ない。
どんな出来事にも苦痛はつきものだ。
あなたが赤子であったとき、
産み落とされたその瞬間に苦痛を
感じて産声をあげたであろう。
子供のころには、転んで膝をすりむき
痛いと泣き叫んだこともあっただろう。
だが、どんな痛みを感じたとしても、
それを乗り越え今の今まで生きて来たのだ。
これから先もそうやって乗り越えていけるはず。
痛みのない世界など、
この世のどこにも存在しない。
人は一生、痛みを抱えて
生きていかねばならないのだ。
そして、世界中の誰もがその困難を
乗り越える力を持っている。
もちろん、あなたもその中の一人である。
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