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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕 新世紀エヴァンゲリオン 24話 渚カヲルの言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
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新世紀エヴァンゲリオン 24話『最後のシ者』

【人間は寂しさを永久に無くす事はできない。
 人は一人だからね。
 ただ忘れる事ができるから、人は生きて行けるのさ】


©カラー


友人であるトウジとケンスケは、
遠くへ引っ越してしまった。

もう会えない。

アスカ。

レイ。

彼女たちとどう向き合えば
いいのか分からない。

会いに行く勇気が湧かない。

死んでしまった母親には
すがることも出来ない。

理解しがたい父親には、
頼れるはずもない。

どうしようもない
寂しさと虚しさを胸に、
ひとり歩き続けるシンジ。

そんなとき、彼はひとりの少年と出会う。

鼻歌でベートーヴェンの交響曲第九番を
歌っていた彼の名は「渚カヲル」。

シンジと同じエヴァのパイロットである
フィフスチルドレンであった。

強い孤独感にさいなまれていたシンジに、
カヲルは積極的にコミュニケーションをはかる。

どこかつかみどころのないカヲルの
不思議な魅力に惹かれたシンジは、
次第に彼と親しくなってゆく。

カヲル
「一時的接触を極端に避けるね、君は。
 怖いのかい?人と触れ合うのが。
 他人を知らなければ裏切られる事も、
 互いに傷つくこともない。
 でも、寂しさを忘れる事もないよ」

シンジ
「……」


カヲル
「人間は寂しさを永久に無くす事はできない。
 人は一人だからね。
 ただ忘れる事ができるから、人は生きて行けるのさ」

「人間は生まれた時から一人で生まれ、

死ぬ時も一人で死んでゆきます。

孤独は人間の本性なのです。

だからこそ、人は他の人を求め、愛し、

肌であたため合いたいのです」

-[瀬戸内寂聴]







傷つきたくない、
傷つけたくない。

裏切りたくない、
裏切られたくない。

人間はつねに、
痛みを恐れるものである。

だがそれ以上に

優しくしたい、
優しくされたい。

信頼したい、
信頼されたい。

そういう温かさを
求めるものでもある。

だから、人と触れ合うことを
止めてはいけない。

例え傷つけ合うことになってしまっても。

人は、ひとりでは生きて行けない。

誰かと支え合いながら
生きて行かねばならない生き物なのだ。

寂しさにふるえながら
孤独に日々を過ごしていたら
そのうちきっと凍え死んでしまうだろう。

恐れを捨てて手を伸ばしてみよう。

相手の手に触れてみよう。
そうすれば、握った手のぬくもりが、
あなたに伝わってくるはず。

そして相手の手には、あなたの
ぬくもりが必ず伝わるはずなのだ。

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