10May
アニメ 名言 / これは使える！【アニメの中の素敵な言葉】
©VisualArt’s/Key/光坂高校演劇部
CLANNAD 22話『影二つ』
【子供の夢は親の夢なんだよ！お前が叶えればいいんだ！】
©VisualArt’s/Key/光坂高校演劇部
古河渚は夢の演劇を成功させるために、
学園祭に向けて仲間たちと日々練習や
準備に励んでいた。
だが、渚は文化祭目前に偶然過去の
アルバムを見つけ、両親の過去を
知ってしまい、動揺する。
何故か今はパン屋をやっていて、
そんな事はおくびにも出さないが、
実は父、秋生は昔劇団員だったのだ。
そして、高校の頃から演劇に対し
最高の情熱を注いでいた、
そんな彼が、何故今の姿なのか？
渚は悟る。
自分のせいで両親は夢を諦めたのだと。
父親の夢を犠牲にして、自分だけが
夢を叶えようとしているのだと。
そんな心境のまま渚は本番を迎える。
渚は壇上に立ち、幕が上がる。
だが、渚は立ったままで演技をする気配が無い。
感極まり、壇上で泣き出し、固まる渚。
動揺する智也を含むサポーター達。
演技なのか？．．．ざわめく観客席。
その時、秋生が体育館に現れ、
渚に向かって叫ぶ。
「夢を叶えろ！！渚！！！！」
「子供の夢は親の夢なんだよ！お前が叶えればいいんだ！
俺たちはお前が夢をかなえるのを夢見てんだよ!
俺たちは夢を諦めたんじゃねえ！
自分たちの夢をお前の夢にしたんだ!
親ってのはそういうもんなんだよ！
家族ってのはそういうもんなんだよ！」
「愛は家庭に住まうものなんですよ。
子どもを愛し、家庭を愛していれば、
何も持っていなくてもしあわせになれるのですよ。」
―[マザー・テレサ]
ノーベル平和賞も受けた聖女 マザーテレサの言葉だ。
子供の夢は親の夢だと言える
親はどれだけいるのだろうか。
子供をもっている親には我慢はつきものだ。
自分の時間が削られ、全てが子供優先になっていく。
時間だけではなく、今まで大切にしていたものを
手放さなければいけない時もある。
親になれば普通に子供優先になるのでは？
と思うかも知れないが、実際は子供より
自分のことを優先してしまう親や、
手を上げてしまう親もいる。
えてして、実際の生活の中で、
生きることが優先になれば、
そういう状況に陥りやすい。
子供は勝手に育つというが、
それでも親の愛情は子供に大きく影響するものだ。
育て方は人それぞれで正解はない。
しかし、愛だけは共通している。
子供を愛してる、それだけで
幸せがそこにある。
その幸せは、親が色々な経験や感情を
持って歩んできた人生の形でもある。
だから子供の選ぶ道も親の人生であり夢。
それも幸せのひとつ。
幸せがそこにあれば、子供に
対して無責任になることも無い。
子供が親の愛に気づかなくても、
愛を煙たがってしまっても、
その愛の形を感じる瞬間は必ずある。
そしてその愛は連鎖していき、
受け継がれていく。
立派な親になることは
簡単なことではないし、
育てていく上で、子供に
悲しい思いをさせることは
沢山あるだろうけど、
子供とそして家族と
向きあうことによって、
幸せや愛は必ず生き続けるはずだ。
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