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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言 / これは使える!〕 ワンピース 174話 ニコ・ロビンの言葉

アニメ 名言 / これは使える! 【アニメの中の素敵な言葉】
Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

ワンピース 174話『幻の都!雄大なるシャンドラの遺跡!!』

【歴史は常にくり返すけど、人は過去へは戻れない】

Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


空に浮かぶ幻の島、「空島」への
上陸を果たした麦わらの一味。

調査の結果空島唯一の大地
「神の島」に黄金が眠ると確信した
一味はお宝探しを開始する。

しかし、神の島を支配する神・エネル達と、
エネルから故郷を取り戻したい先住民、
シャンディア達の戦いに巻き込まれ、
三つ巴の乱戦に突入してしまう。
 
麦わらの一味に次々と迫る魔の手。
ニコ・ロビンの元にはスカイピア神兵長ヤマが
現れ、ロビンに戦いを挑む。

歴史を重んじるロビンは、周囲の遺跡を
かばいながら戦うが、ヤマは遺跡の破壊も
いとわない無茶苦茶な戦いを続ける。

貴重な「歴史」が破壊されることに、
怒りを覚えるロビン。

ロビン
「あなたに消された歴史の重みを知りなさい・・・」

ついにロビンの会心の一撃がヤマに炸裂する。
そしてダウンしたヤマを締め上げ、冷たく言い放つ。

ロビン
「あなたが壊しまわったアレは無価の大宝・・・」
 


「歴史は常にくり返すけど、人は過去へは戻れない」

「もの寂しげに過去をみるな、

それは二度と戻って来ないのだから。

抜け目なく現在を収めよ、それは汝だ。

影のような未来に向って進め、

怖れずに雄々しい勇気をもって。

-[ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー]


アメリカの詩人、ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローの残した言葉である。







 
歴史は常に繰り返す。

過去の歴史を振り返ればそれは間違いない。

この世は常に栄枯盛衰だ。

既存の勢力に反発した新たな力が
権力を得て一大勢力を作り、栄える。

だが時が経つにつれ、当初の情熱を
失った勢力は堕落していく。

その堕落した勢力に反発した力が、
また新たな勢力を生む・・・

歴史とは、そんな堕落に対する「後悔と反省」の
繰り返しによって出来ているものと言ってもいい。

そんな「後悔と反省」の感情に
よるものか、多くの人間は、
「出来れば過去に戻ってやり直したい」
と一度は願う。

だが、どんなにそれを願ったところで、
決して叶えることは出来ない。

なぜなら、「今の自分」を作ったのは
「過去の自分」であるからだ。

そして、今を悔やみ恨んで過ごせば、
「未来」もそうなってしまう。

「今の自分」が「未来の自分」を作るからだ。
無情にも、時間は常につながっている。

それを変えることは、誰にもできない。

ならば過去を悔やまず、
「今」と「未来」を思って生きよう。

悔やんでも悔やみきれない過去があっても、
それをいつまでも引きずっていては、
「今」はおろか、「未来」の自分にまで
影響を及ぼしてしまう。

「今」の自分は、「未来」の自分に
対して責任がある。

そう思ってみることで、「今」を
大切に生きようという思いが生まれてくる。

人は「後悔と反省」が出来る生き物だ。

だったらその思いを、過去への
悔やみや恨みにではなく、
「新たな未来」に向けてみよう。

昨日より良い今日、今日より良い明日・・・

そんな風に過ごしていけば、
「後悔の過去」を超えた
「素晴らしい未来」が、
きっと開けるはずだ。

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