【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

ヴォダラク宮大蓮の中ではサクヤが
昔の姿のままエウレカを出迎え、
自分とノルブが如何に出会い、愛し合ったか、
そしてグレートウォールの突破を試みて失敗し、
離れ離れになったことをエウレカに語る。

サクヤ
「幸せになるのよ、エウレカ」

エウレカ
「サクヤもね」

サクヤ
「じゃあね、エウレカ」

そして去ろうとするエウレカをサクヤは呼び止めた。
エウレカの顔の引きつり傷を優しく触って

「帰ろうとしたんだね」

と声をかけたあと、

「消してあげようか？」

とエウレカに問う。

生きている以上、良いこともあるし悪いこともある。

それら全部を背負って人生と呼べる。

傷を負わない人生など無い。

人は失敗し、傷を負った時、
普通はそれを忘れたい、
消し去りたいと思う。

しかし、逆の発想で捉えて
傷を負う勇気がある、戦った、
または挑戦したその証だと考えると、
途端に、これまでの失敗・傷も
それを通して学んだ事がクローズアップされ、
「あの失敗は苦しかったけれど、
今振り返れば経験してよかったな」
と思えるようになる。

失敗は、できればしたくない、
涙は、流さないに越したことはないが、
長い人生、避けられない試練がある。

時には思わぬ失敗をし、
取り返しがつかない事で
涙を流すこともある。

しかし、そこで物の見方を
変えてみよう。

その失敗は、何かにチャレンジした結果だ。

流した涙は、何か大切な物を得ようとした代償である。

苦しむことを、いとわない勇気があなたにはあったのだ。

挑戦する勇気と言い換える事もできる。

涙はその代償だ。

傷ついてきたことは人生の歴史であり、証でもある。

それだけ、逃げずに立ち向かったということだ。

後の自分が、誇りに思える勲章だ。

もし傷つかず、涙を流さず生きたいなら、
何事にもチャレンジせず、いつも100%安全で安寧な
生き方を選ぶ方法もある。

しかし、苦しむ事を恐れ、傷つくことを恐れては、
真に充実した人生を送ることはできない。

生きてきて、それまでの成功も失敗も、
すべて自分の大切な人生の一部だったと
考えられる事こそ、真の充実だ。

人は、例え傷を負っても、後にそれも含めて
人生だったと言える生き方をするべきだ。