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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 冬 アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ〕 亜人ちゃんは語りたい 4話 高橋鉄男の言葉(4)

アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ 【アニメの中の素敵な言葉】
©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会




亜人ちゃんは語りたい 4話『高橋鉄男は守りたい』

【物の見方は一方向ではダメだ、
 双方向で然るべき、
 デミの特性だけ見ていると個性を見失う、
 人間性だけ見ていると
 悩みの原因にたどり着けない、どちらも大切だ。
 バランスが大事なんだ。】


©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会


放課後、下駄箱の前でひまりは
友達から妙な噂を耳にする。

高橋先生が、ひかりを含むデミ達を
視聴覚室に集めて、相談会を
開いていたというのだ。

姉が実験サンプルにされている様で、
気持ちが晴れないひまりは、不安を
抱えたまま校舎をあとにする。

ところが、帰宅途中の高橋先生と
ばったり遭遇し、一緒に帰る流れに。

先生に話を合わせるひまりだったが、
姉の事について尋ねられるとやはり
動揺を隠せない。

ひまりは、思い切って
不安な気持ちを正直に伝えた。

姉をヴァンパイアらしくないと思うか?
姉の人間性には興味が無いか?

意を汲んだ高橋先生も、真剣に答える。

自分の性質と折り合いを付けながら、
矛盾の中で生きようとする人間性こそが、
ひかりのヴァンパイアらしさであると。

真剣に耳を傾けるひまりに対し、
丁寧に言葉を繋げていく。


「物の見方は一方向ではダメだ、
 双方向で然るべき、
 デミの特性だけ見ていると個性を見失う、
 人間性だけ見ていると
 悩みの原因にたどり着けない、どちらも大切だ。
 バランスが大事なんだ。」


「何事も行き詰まれば、

まず自分の物の見方を変える事である。

案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、

他の見方のある事を忘れがちである。」

―[松下幸之助]


発明家であり、パナソニックの創業者、松下幸之助の言葉だ。







いくら考えても答えが出ない。

分かり合えない。

そんな時、大抵は出発地点が
間違っている。

人間関係など、対象が複雑であれば
尚更、大前提を疑う必要がある。

「自分が感じた事は、
相手も同じ様に感じている。」

多くの場合、この最初の一歩で
つまずいてしまうからだ。

本が一冊あるとする。

ある人は、本の内容に惹かれ、
ある人は、デザインに惹かれ、
またある人は、材質に興味を持つ
かも知れない。

字の読めない子供からすれば、
バラバラの紙が連なった
素晴らしいオモチャにも見える。

話が食い違うのは当然だ。

同時に、人間は社会的な
生き物でもある。

自分自身の事情はさて置き、
「他の人はどう感じるだろう?」
と、一つ高い視点から考える所に
社会が生まれ、自然体との間に
ズレが生じる。

そこで上手くバランスを取っているのが
自分らしさという訳だ。

バランスは取り続けなければならない。

簡単に答えを出さない
という事でもある。

自分の事も、相手の事も。

広く見るのか、狭く見るのか。
近付き、俯瞰し、外側から眺める。

過去や未来、様々な視点によって
見える景色は変わってしまう。

諦めずに考え続けよう。
その力を、優しさと呼ぶのだ。

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