25May
アニメ 名言 / これは使える！ 【アニメの中の素敵な言葉】
©ペトス／講談社／「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会
亜人ちゃんは語りたい 10話『デュラハンは時空を超えて』
【勉強も漫然とやっているだけではダメなんだなと思った。】
©ペトス／講談社／「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会
鉄男を怒らせてしまった町は、
鉄男とは和解したものの
罪悪感を抱えていた。
そこで町は亜人についての
知識の提供ができれば、
鉄男への埋め合わせになると気づく。
町
「高橋先生は、私の体のこと。
知りたいと思いますか？」
鉄男
「ああ、すごく知りたい」
別の視点を取り入れたら、
よりデュラハンの特性に
理解が深まるのではないか。
そう考えた鉄男は、
大学時代の友人で、
研究者をしている
相馬に会いに行こうと、
町に提案する。
実際に相馬に会い、話を聞く町。
彼の語る物理学的視点は、
勉強の先にあるもの、
答えが未だない世界を町に教える。
そして、町は一人興奮気味に思う。
町
「勉強も漫然とやっているだけではダメなんだなと思った。
私にとって勉強はクイズのようなもの。
問題があって答える、それで満足していた。
でも違うんだ、その先があるんだ。
世の中を変えるような何かが」
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目の前に出されたものに全力で取り組む.
その姿勢は正しい。
仕事で上司に出された課題や、
学校での宿題などは目の前に出されたら、
当然クリアすべきである。
しかし、人間は自分にとって、
意味の無い事や、無駄な努力を
させられると、苦痛を感じる。
学生は
「勉強したって何の役に立つんだ？」
社会人になって、
「この業務は何のためにやるんだ？」
親からは勉強しろと言われ、
社会人になると上司から。
それぞれの事に意味を見いだせず、
辛く感じた事が誰しも一度くらいはある。
「心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。
そして、自分を過去の末裔（まつえい）である
という迷信を忘れるんだ。
あの未来の生を思い巡らせば、
工夫し、発明すべきものが限りなくある」
―[ニーチェ]
「過去の末裔」とは、
答えが存在する学校の勉強が最たるものである。
学ぶという字は「真似ぶ（まねぶ）」と
同じ語源であり、誰か先人がいて、
決まった型や答えがある。
それを真似る事が、勉強の基本だ。
同時に人間は一生学び続けるが、
まねするだけで終わるのが人生ではない。
他の誰の指示でもない、
「自分が思い描く未来」が必要である。
常に過去を忘れろとは言わない。
社会で生きていくには、
過去は必要である。
しかし、過去に縛られていては
意味の見いだせないものもある。
未来を思い描き、その未来に沿った視点で
アプローチしてみる事が必要だ。
最初はすぐには答えが出ない。
それはその答えが、過去には無かったものだからだ。
もしそこで、あなたが答えを見つけたならば、
それは一つの発明で、世の中を変えた未来なのだ。
その未来は、あなた一人だけでなく、
世界中の人々を幸せにする未来かもしれない。
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