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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ〕ドラゴンボール改 13話 孫悟空の言葉(1)

アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション




ドラゴンボール改 13話『これが界王拳だ!!限界バトルの悟空VSベジータ』

【落ちこぼれだって必死に努力すりゃ
 エリートを超えることがあるかもよ。】


©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


「永遠の若さと命を得る」という
願いを叶えるべく、ドラゴンボールを
狙い地球にやってきたサイヤ人、
ベジータとナッパ。

上級サイヤ人の圧倒的な力で、
地球の戦士たちを圧倒する
ナッパであったが、界王星での
修行の末、以前よりも遥かに力を
つけて地球に戻ってきた孫悟空の
前に敗れ去った。

悟空との戦いで致命傷を負い、
ベジータに助けを乞うナッパ
であったが、ベジータは
「動けないサイヤ人など必要ない」
と切り捨て、ナッパを処刑してしまう。

悟空は生き残った悟飯、クリリンを
逃がすと、ベジータとの
一騎打ちに臨む。

遂に相対する2人のサイヤ人、
悟空とベジータ。

サイヤ人の王子である
ベジータは語る。

サイヤ人は、生まれ持った戦闘力で
身分がランク分けされる。

悟空のような生まれ持った
戦闘力の低い
「落ちこぼれのクズ野郎」は、
地球のような辺境の星に
送られるのだと。

それを聞いた悟空は、
動揺することなく、
笑いながら答えた。
 
 「そのおかげでオラはこの地球に
 来られたんだ、感謝しなきゃな。

 それによ、落ちこぼれだって
 必死に努力すりゃエリートを
 超えることがあるかもよ。」


「努力せずに何かできるようになる人の事を
 「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
 努力した結果、何かができるようになる人の事を
 「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
 人が僕のことを、努力もせずに打てるんだ
 と思うなら、それは間違いです。」

-[イチロー]


日本、メジャーリーグそれぞれで活躍し、大記録を打ち立てたプロ野球選手、イチロー選手の言葉である。







エリートや天才と聞いて想像すること。
それは
「生まれ持って凄い才能を持った人間」
だったり、
「何かに対して異様に適性がある人間」
だったり、
とにかく凡人とはかけ離れた
存在であるということだ。

確かに、ごく稀にそうしたずば抜けた
能力を持った人間がいる。

そんな人間にとってのその様な能力とは、
例えば背が低いとか、胃腸が弱いといった
体質の一種のようなもので、
他の凡人が努力で補おうにも、
どうにもならない。

しかし、生まれ持った特異な才能のみで
エリートや天才となった人間は、
世の中の数%にも満たない存在だ。

世間一般で言うところの「エリート」や
「天才」のほとんどは、生まれ持った
才能に加え、努力する事によって
のし上がった者たちだ。

いかに生まれ持って凄い才能を
持っていても、そのまま放っておけば、
大多数の凡人の後塵を拝することになる。

生まれ持った才能を、努力によって
さらに伸ばすことで、現在の地位を
勝ち取ったのだ。

それはつまり、たとえ凡人でも、
やり方次第でエリートや天才となれる
可能性があるという事だ。

しかし、努力を続けるという事は
口で言う程たやすくはない。

単純に努力を続けてエリートや天才に
なれるなら、世の人間の大多数が
エリートになっている事だろう。

そうなれなかったという事は、
自責、他責を問わず、何かしらの理由で
努力を途中でやめてしまい、
結果的に「落ちこぼれ」に
なってしまったという事だ。

世の中で活躍するエリートや天才を見て、
自分は彼らに劣る「落ちこぼれ」だと
思ってはいないだろうか。

確かに、努力を放棄して
そう考えているなら、
「落ちこぼれ」かもしれない。

だが、何かを成すために
努力をしているのなら、
「落ちこぼれ」と呼ぶにはまだ早い。

努力が出来る時点で、「落ちこぼれ」
ではない。

努力によってエリートや天才達と
肩を並べる事も決して夢ではない。

天才やエリートになるために
本当に必要なのは、
「努力し続けるという才能」なのだ。

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