【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

彼を追って渋谷に現れた九太に
圧倒的な力で襲い掛かる。

その余波で破壊されていく渋谷の街。
一郎彦の凄まじい力を目の当たりに
した九太は、一郎彦を止めるために
彼の闇を自分に取り込み、直後に刀で
自分の胸を刺し貫こうと決意を固めていた。

九太と行動を共にしていた楓もまた、
九太と一緒にいるから頑張れる、
故に九太と共に戦うのだという決意を固める。

九太を追う一郎彦は、闇の力で
巨大なクジラのような姿に変化し、
九太を葬り去ろうとする。

楓を逃がそうとする九太だが、
楓は恐れることなく前へ出て、
一郎彦に呼びかける。

自分は誰かに支えられ、また誰かを
支える事により、お互いに助け合い
ながら生きている。

そして、誰もが自らの心の中に
何かの欲求を持っており、
まれにその欲求により他を侵したり、
社会を乱してしまう事もある。

それを防ぐためにあるのが法律や規則。

それらによって人を律することにより、
社会が成り立っている。

誰もが持っている欲求。

その方向性によっては、他人や社会に
害を及ぼす等、法律や規則に反する
行いであったりする場合がある。

普段は理性によってそれを抑え込んでいるが、
嫌な事があったり、むしゃくしゃしたりと
いった負の感情が大きくなることで
表に出てしまう。

だがそれは、加害者の心だけが悪いわけではなく、
程度の差はあれ、誰の心にも必ず内在している。

人間は完全な善人も悪人も存在せず、
必ず善と悪の相反する二つの心を
合わせ持っている。

人は常に善悪の心の戦いで葛藤している。

だから、悪の心が強まり、
誰かに害を及ぼそうという気持ちが
時には現れてしまう可能性がある。

そういう時は、思い出してみよう。

人間は社会的動物であり、社会的に生きるという事は、
誰か他の人と共に生きる事だという事を。

葛藤し続けているのは自分だけではなく、
誰もが皆、同じように心の葛藤を続けている。

自分だけが、他人や社会を侵して良いはずがない。

もし他人が自分を侵すような事があったら、
自分はどう思うだろうか。

そんな事を思ってみるだけで自分を律する事が
出来れば、きっと今より一段と強くなれる。