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アニメの中の素敵な言葉

〔アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ〕 ワンピース 400話 ルフィの言葉(4)

アニメ 名言 / これは使える!/ ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション




ワンピース 400話『ロジャーとレイリー 海賊王とその右腕 』

【つまんねぇ冒険なら、俺はしねぇ!!】

Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


さらわれた人魚、ケイミーを
救出した麦わらの一味。

その時出会ったのは、海賊王の
右腕、元ロジャー海賊団副船長、
シルバーズ・レイリー。

レイリーはシャボンディ諸島で
コーディング屋を営んでおり、
彼こそルフィ達が探していた人物
でもあった。

シャッキー’S ぼったくりBARに
戻ってきた麦わらの一味は、
そこでレイリーから、海賊王が
処刑された時の話を聞く。

笑い、泣き、酒を飲んだ夜を語るレイリー。

その話を聞いてルフィが武者震いする中、
ニコ・ロビンは世界の歴史について、
レイリーに問う。

それに対し、知っていると答えたレイリー。

しかし全ては話さず、君達の船で
一歩ずつ進みなさいと、さとす
レイリーに、ロビンも静かに答えた。

そのやり取りを見て、チャンスを
無下にして良いのかと慌てるウソップ。

そして彼もまた、ひとつなぎの
大財宝(ワンピース)が本当に
存在するのかと、レイリーに聞こうと
したその時であった。

机に足を乗り上げ、ウソップを制止するルフィ。

誰しもがその答えを求め、
旅をしているのだと叫ぶ。

「ここでおっさんから何か教えて
 貰うんなら、おれは海賊やめる!」


「つまんねぇ冒険なら、俺はしねぇ!」

「希望に満ちて旅行する事は、
目的地にたどり着く事より良い事である」

―[ロバート・ルイス・スティーヴンソン]


「ジキル博士とハイド氏」を書いた、イギリスのスコットランド生まれの冒険小説家。詩人、エッセイストでもあるロバート・ルイス・スティーヴンソンの言葉だ。







冒険小説家である、
ロバート・ルイス・スティーヴンソン。

彼の著書である「宝島」も、
ワンピースと同じく、海賊団が
集めた財宝を巡る話だ。

その島にどれ程の財宝があるのか、
それとも嘘なのかは知る由も無い。

しかし登場人物は、
希望に満ちて旅を続ける。

そこに溢れんばかりの
財宝があると信じて。

何があるか分からないドキドキ。

それは旅をする、冒険をする
上での原動力に違いない。

具体的な額や、何があるのかを
知らされては、中身の透けた
ビックリ箱と変わりはない。

彼はこうも述べている。
「われらの目的は成功ではない。
 失敗にたゆまずして進むことである」

旅においても、同じ事が言える。

もし、目的地に辿り着く事だけを
重要視するのならば、割高の
長距離バスは必要無い。

最短時間、最短経路を往く、
移動手段だけあれば良い。

公共交通機関が充実して
いるのなら、車すら必要ない。

修学旅行の道のり、
楽しかったのは目的地が
観光地だったからだろうか。

そうではなかったはずだ。

気を許した友人と旅する
事こそが、何よりの思い出
だったはず。

旅は目的地に辿り着く以外に、
その過程にも、何かの意味を持っている。

我々の人生の先に、大財宝がある
とは限らないが、何があるか
分からないのも確かだ。

その旅路は、苦しい日も、
辛い日もあるかもしれない。

しかし、これも希望に満ちた、
冒険の1日なのだと考えれば、
その日々も明るいものに
変わるに違いない。

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