〔アニメ名言 / これは使える！〕新世紀エヴァンゲリオン 1話碇シンジの言葉

アニメ名言 / これは使える！【アニメの中の素敵な言葉】
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新世紀エヴァンゲリオン 1話『使徒、襲来』

【逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。】

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エヴァンゲリオンに乗り込み使徒と戦う様に
父ゲンドウに命じられたシンジだが、
急な申し出に対する戸惑い、
未知への恐怖から「出来っこない」と
拒絶してしまう。

シンジが戦えないと見るや、ゲンドウは、
先の戦いで重傷を負った少女綾波レイに
再度エヴァに乗る様、指示する。

しかし、レイはどう考えても
戦えるような状態ではない。

苦しむレイの姿を見たシンジは、
自分に言い聞かせるように何度もつぶやく。

「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。」　

「苦しいから逃げるのではない。

逃げるから苦しくなるのだ。」

－[ウィリアム・ジェームズ]

アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームスは、こう述べている。

「物事から逃げるな」
「逃げては為にならない」・・・
先輩や父親、指導的立場の人間から
こうした言葉を聞いた方も多いだろう。

しかし昨今では、
「時には逃げても良いのだ」
「逃げることは悪いことばかりではない」と
逃げに対して肯定的な空気が
高まっているように感じる。

確かに現代は、
人間関係等から生じるストレス、
学業や仕事へのプレッシャー等、
思わず目を背けたくなる、
逃げ出したくなるような
事案で満ち溢れている。

そして、そんな事案から実際に
逃げ出してしまう人間も大勢いる。
誰しも、時折仕事やストレスから
逃げ出したくなる事は少なからずあるので、
逃げる人達を一概に責めることはできない。
　
しかし、本当にそれでいいのだろうか。
　
山あり谷ありの人生の中で、
逃げが許されない局面は
必ず一つや二つはある。

逃げたくなる気持ちを押さえつけてでも、
立ち向かって行かねばならない時がある。

「逃げ」は一時的に自分に平穏をもたらすが、
逃げた分の「ツケ」は、往々にして
後々自分の身に降りかかってくることが多い。

最悪の場合、逃げた筈の事案は更に深刻になって、
自分の元に重荷となって戻ってくることもある。

誤解のないように言うが、
「逃げること」そのものは決して悪いことではない。
行動の選択肢として、時には最良の選択ともなるだろう。
しかし、逃げたくとも逃げられないという時には、

「逃げちゃダメだ」と心に言い聞かせ、
ほんの少し勇気をもって、
新たな一歩を踏み出してみよう。