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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 冬 アニメ 名言 / これは使える!〕亜人ちゃんは語りたい 11話 小鳥遊ひかりの言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会

亜人ちゃんは語りたい 11話『亜人ちゃんは支えたい』

【頑張るにやりすぎなんてないよ。】

©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会


高橋は教頭から亜人の生徒に
ばかり構いすぎではないか?

彼女たちは高橋に依存気味で、
他の人間との関わりを失いつつある。

亜人に理解のある個人だけでなく、
もっと様々な人間と接し、
学んでゆかねばならないはずだ。

彼女たちが自分自身で問題を解決し
精神的に成長する機会を奪ってはいけない。

そう指摘され、

自分は頑張りすぎたのだろうか?

その頑張りが逆に彼女たちの
成長を妨げていたのだろうか?

と、落ち込み、高橋は学校近くの
浜辺に座りこみ、うなだれていた。

そこへひかりからの
ビデオレターメールが届く。

それは…教頭との一件を知った
雪、町、佐藤が高橋へ日頃の
感謝を伝える「ありがとう」の
ビデオレターだった。

そして、優しい言葉の数々に
涙ぐむ高橋の前にビデオレターを
撮影した張本人、突然ひかりがやって来る。

高橋

「皆の動画、すごくうれしかったよ。
 元気出た。
 …でも、やっぱり出過ぎたことを
 していたんだろうなあって
 周りと足並み揃えなきゃって」

ひかり

「そんなことないよ。
 頑張るにやりすぎなんてないよ。
 頑張って前に出てる人に出すぎだ
 なんて文句言うのはおかしい。
 頑張ってる人に対して
 周りの人ができることは、
 頑張りが報われるように
 支えたり、感謝を伝えたり。
 もしもその人と足並みをそろえたいのなら、
 自分も同じくらい頑張る事じゃないかな」

「努力はしただけ報われる」
―[エウリピデス]


古代アテナイのギリシア悲劇における三大悲劇詩人の1人エウリピデスの言葉だ。







なにかを成し遂げる為に頑張る、良い結果を出すために努力する。

それに「やりすぎ」なんてない。

リレーで1等賞になろうと努力する人間を、誰が咎められようか?

最良の結果を出す事に躊躇いは必要ない。

誰になんと言われようとも、自分が良いと思うものには全力で望むべきなのだ。

そして、周囲に頑張っている人がいたとしたら。

その時は全力で支えてあげよう。

落ち込んでいたら励まし、悩んでいたら話を聞いてあげよう。

もし、あなたのために頑張ってくれている人がいたとしたら。

感謝の言葉を伝えよう。

頑張る気持ちが、止まる事のないように。

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