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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 冬 アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ〕 亜人ちゃんは語りたい 4話 高橋鉄男の言葉(3)

アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ 【アニメの中の素敵な言葉】
©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会

亜人ちゃんは語りたい 4話『高橋鉄男は守りたい』

【らしさは生まれ持った性質ではない。
 性質をふまえてどう生きるかだ。
 だからと言ってデミの性質の理解を
 怠って良い訳じゃない。
 デミ特有の悩みは必ず
 性質に起因するからだ。】


©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会


雪女である日下部雪が他の
生徒から陰口を言われており、
陰口を言う生徒たちのもとに
バンパイアの小鳥遊ひかりが
向かい、彼女らの陰口を身を
挺して止める事ができた。

その後、今後の対策をデミ達と
話をしてから学校から帰宅
しようとする高橋。

校門で偶然にもひかりの妹である
小鳥遊ひまりと遭遇した。

二人で学校から帰る高橋とひまり。

姉であるひかりのバンパイア
としての特性について聞く
高橋にひまりは、姉のひかりが
バンパイアらしくない、
匂いがきついにんにくが好きで
あったりといったひかりの、
人間性に興味はないのか、
と尋ねる。

その質問に対して高橋は、
そういった「バンパイアらしくない」
部分も含めてひかりなのだと告げる。

そして更に言葉を続けた。

「らしさは生まれ持った性質ではない。
 性質をふまえてどう生きるかだ。
 だからと言ってデミの性質の理解を
 怠って良い訳じゃない。
 デミ特有の悩みは必ず性質に
 起因するからだ。」


「ある種の欠点は、個人の生存の為に必要である。

旧友が昔からの癖を脱ぎ捨てるとしたら、

我々は不愉快になるだろう。」

―[ゲーテ]


詩劇「ファウスト」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」などの広い分野において重要な作品を残し、ドイツ文学における一時代を築いたドイツの詩人、ゲーテの言葉である。







「完全無欠」という言葉があるが、
どれだけ完璧だと言われている
人間にも、よく探してみれば
悪い点の一つや二つは見つかる。

人という生き物は必ず
多少の欠点を持っているのだ。

そして、その欠点を克服
するために日々努力をする。
 
自分が完璧な存在になろうとするなら、
欠点は全て消さなければならない。

誰しも、出来るなら良い点のみを
残して生きていきたいと考えるのは
当然の事だ。

しかし、欠点を完全に消してしまえば、
長所は際立たなくなり、
あまり特徴がない存在になる。

欠点というのは言い換えれば
癖や性質とも言え、人によって
それぞれ異なり、それは個性の
様なものだ。

個性のない人間に魅力が
あろうはずもない。

我々が目指す事は、
完璧な人間になる事ではなく、
魅力的な人間になる事だ。

だから、考えるべき事は
「いかにして欠点を消すか」ではない。

「いかにして欠点を活かすか」だ。

悪い点も持ち合わせてこそ、
味のある人間と呼べるのだ。

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