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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 冬 アニメ 名言 / これは使える!〕 亜人ちゃんは語りたい 4話 高橋鉄男の言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会

亜人ちゃんは語りたい 4話『高橋鉄男は守りたい』

【陰口に逃げない心を持って欲しいんです】


©ペトス/講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会


自分の体質がどの程度、
他人に影響を及ぼすかわからない。

雪女の亜人である雪は、
他人を避けていた。

そのせいで一部のクラスメイトからは、
お高く止まっていると見られてしまい、
偶然自分の陰口を言われている場に
居合わせてしまう。

自分の劣等感の原因、
すなわち雪女の体質のせいではないかと、
亜人と折り合いがつけられず悩む雪。

そのことを知った鉄男は同僚の早紀絵に話す。

鉄男
「日下部のフォローもそうなんですが、
 陰口を言っていた子のことも」

早紀絵
「ただ言うなと言うだけでは…」



鉄男
「劣等感を誤魔化したい。
 かと言って面と向かって言うのは怖い。
 陰口を言う心理はそういった
 心の弱さから来るものだと思います。
 できれば彼女達に陰口に逃げない心を
 持って欲しいんです」

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人間の脳は主語を理解できない」
大脳の新皮質(理性や知性を司る)は
主語を理解できるが、
感情を司る脳は、新皮質からの情報を
そのまま自分の事として処理してしまう。

脳科学的にはそう言われている。

例えば
「A子、ちょっとムカツク」
そう口にした時。

理性的には「自分ではない、A子」に
対する悪口であると理解できるが、
感情的にはA子についてのことではなく、
脳は「自分の事」として
「ムカツク」を処理してしまうのである

つまり、A子=私 これがムカツク。

脳科学的にはこうなってしまう。

我々が日常的に相手に対して
使った言葉の全てが、感情的には
「相手=私」で捉えてしまうのだ。

「わたしは、ただただ相手のベストを願って、

頑張れ!と応援していた」

-[タイガー・ウッズ]

2005全英オープンの優勝インタビューでの
タイガー・ウッズの言葉だ。

相手のベストを祈る行為は、
一般的には勝負を捨てている
ように見えるかも知れない。

しかし、脳は「相手=私」と捉えるので、
自分自信のベストを願い、
自分自信を応援していると感じる。

逆に、自分が相手のパットを「外れろ!」と考え、
相手のミスを願ってしまうのであれば、
他への囚われつまり、他人軸となる。

また、「相手=私」であるからこそ、
自分のミスを願っていると脳は認識する。

陰口を言う心理は
真正面から人と向き合えない心の弱さ、
卑怯な振る舞いと言われることが多い。

ただ、そこには人と人との関係のルール、
道徳的な意味合いだけではなく、
「相手に対して言ったことであっても、
 自分の事として受け止めてしまう」
そういう脳のメカニズム的にも、
自分にとって不利益になる。

特に直接文句を言う場合に比べて、
陰口はエスカレートし易い。

脳科学的にも、陰口は辞めるべきなのだ。

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