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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 春 アニメ 名言 / これは使える!〕ゼロから始める魔法の書 5話 十三番の言葉

アニメ 名言 / これは使える!【アニメの中の素敵な言葉】
©2016 虎走かける/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ゼロの魔術師団

ゼロから始める魔法の書 5話『ゼロの魔術師団』

【貴様らの不幸は、いわば自業自得ではないか】

©2016 虎走かける/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ゼロの魔術師団


ゼロと獣落ちの傭兵は、
ゼロの魔術師団の街に入る。

しかし、そこは見るも無残な有様で、
死体だらけと化していた。

街の建物はほぼ無傷で、
人だけが死に絶えている異様な光景の中、
ゼロは冷静に分析しながら街の中を歩く。

そして、先に町に入ったアルバスは
この惨状を見て、はぐれ魔女の仕業で、
ゼロの書を奪いに来たのだと告げる。

3人は更に礼拝堂を捜索する。

しかし不審な点があった。

はぐれ魔女も魔力を奪われて、
根こそぎ殺されていたのだ。

こんなことをする奴は「十三番」と
呼ばれる魔術師しかいないと叫ぶアルバス。

そのとたん強制召喚魔法で
十三番の元に呼び寄せられる3人。

ゼロと十三番は既知の仲であった。

十三番を見て、アルバスは
「こいつは魔女を裏切り、魔女を殺している!」
と非難した。

それを聞いた十三番は、
ゆっくりとした口調で反論した。


「貴様らの不幸は、いわば自業自得ではないか」

「仇も情けも我が身から出る」
-[日本のことわざ]


日本のことわざに「仇も情けも我が身から出る」というものがある。






人から恨まれたり愛情を示されたり
するのは、良くも悪くも全て自分が
招いたものであるということで、
普段の心掛けや行い次第である
ということを指す。

言い換えれば、因果応報、
身からでた錆、と言うことだ。

自分の行いが巡り巡って自分に
帰ってきた経験をしたことは
ないだろうか?

それは、何気ない一言かもしれないし、
親切心から出た行動かもしれないし、
逆に面倒で困った人の手助けをしなかった、
ということかもしれない。

そうした行動が、やがて思いもよらない
経路で、自分に戻ってくることがある。

自分の何気無い一言で勇気づけられ、
やる気になった誰かに、困ったときに
助けられたり、親切にした人から
感謝され、後に思いもよらぬ恩返しを
受けたりすることだ。

逆に、手助けできるはずの人を放置して
恨みに思われ、助力が必要な時に頼み
にくくなったりすることもある。

自分の行動は、意外と、自分に帰ってくる。

それは間違いない。

その事を意識して、常日頃から
正しい行いをするべきだ。

誤った行いは、やがて自分に
厄災となって降り掛かってくる。

そうはいっても、そんな先の
事まで考えて行動するのは難しい。

いちいち、自業自得や因果応報の
ことなど考えて生きていくことはない。

言動は即物的で、その場に一番
合っている事をやるものだ。

だからこそ、いつも自分にとって
恥ずかしくない行動をとるように
気をつけよう。

結果は、あとから返ってくる。

それは、間違いない。

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