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アニメの中の素敵な言葉

〔 2017 春 アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ〕正解するカド 2話 ヤハクィザシュニナの言葉

アニメ 名言集 / これは使える!/ ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

正解するカド 2話『ノヴォ』

【あらゆる事象において、100%という確率は存在しない。】

©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI


謎の巨大立方体に取り込まれ、
異様な空間の中へ閉じ込められて
しまった旅客機。

混乱の最中、危険をかえりみず
飛行機から降り周囲を探索しよう
とする真道。

その目の前に突如一人の男が現れる。

ヤハクィザシュニナと名乗り、
巨大立方体カドとともに
宇宙の外からやって来た彼は、
この世界の人類と意思疎通を望んでいた。

真道は、なにもかもが異質な
存在であるザシュニナとの
コミュニケーションに
四苦八苦しながらも、
持ち前の交渉技術で乗客の
安全を確保することに成功。

そして「世界を推進する」ために
やって来たという彼の望みを聞き入れ、
交渉官として協力することを約束し、
握手を交わす。

――政府、報道関係者、一般民衆が
見守る中、真道を連れカドの外に
姿を現したザシュニナ。

人ならざるものとの対話。

敵か、味方か。

誰もが息を呑む張詰めた空気。

交渉で日本政府と話し合う場を
設けさせたザシュニナは、
不思議な力を駆使して大勢の
人間の脳内へ語りかける。

人類の進歩を望む彼は、
人々が「正解」することを望んでいた。

ザシュニナ
「人よ。今、貴方たちは私が
 敵か味方かを早急に判断
 したいと思っている。

 だが、あらゆる事象において、
 100%という確率は存在しない。」

「我々は無限の可能性を秘めた章の第一頁の第一行である。」

-[ラドヤード・キップリング]


児童文学として有名な『ジャングル・ブック』『少年キム』など、数々の名作を生み出した
イギリスの小説家ラドヤード・キップリングはこんな一文を書き記している。







未来の出来事に対して絶対不変という
言葉を付け加えるのは不適切だ。

自分は絶対に交通事故を起こさない等
と豪語する者が失笑を買ってしまう様に、
どんな事柄であろうとも100%というのは
ありえない。

家族、友人、勤め先の人々。

どんなに友好的な関係を
築いていたとしても、
未来永劫その関係が続く
という保証はどこにも無い。

逆に、決別した人や上手く
付き合えない人との関係も、
これから先ずっとそのままで
あると確定することはない。

「ずっと○○なハズ」という
固定概念は捨てよう。

つねに油断せず、諦めず
日々を過ごすべきなのだ。

人生なにが起こるかわからない。

可能にも不可能にも、
絶対ということはないのだ。

人間は無限大の可能性を持っている。

人生の歴史が刻まれた過去という名の
ページに書かれた文字は、どんなことが
あっても消えることは無い。

破り捨てることも出来なければ、
燃やして灰にすることも出来ない。

過去の事実がくつがえることは無い。

だが、未来はつねに白紙のままだ。

そこには無限の可能性が秘められている。

ページに紡がれてゆく物語の主人公は
あなたであり、その物語が喜劇になるか、
悲劇になるかはあなたの選択次第で
変わってゆく。

白紙の上に書き出されてゆくあなたが、
未来の結末を知ることは出来ない。

だが、未来を思い描く自由はある。

100%保証された未来は存在しない。
未来は不確定だからこそ
面白くもあり期待出来る
ものでもあるのだ。

だからこそ、今この瞬間を精一杯
良いものにしていかなくてはならない。

今の積み重ねが、見えない
未来を作って行くのだから。

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