【アニこと】アニメの名言 これは使える！ / ただの名言集じゃない！、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション！モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

そんな折、ルフィーはたまたま出遭った
船上レストランで、ひょんなことから
雑用をする羽目になってしまう。

そこに海軍から脱走してきたギンが
「飯を食わせろ」と店に入ってきた。

ギンはグランドラインから逃げ帰った後
捕まり、この数週間ほとんど物を食べさ
せられていなかったのだ。

しかし店のコックパティは「金を持って
いないのなら客じゃねえ」と言ってギン
をたたき出す。

それを見ていた、このレストランの若き
副料理長サンジは手早くまかない料理を
作り、ボコボコにされ、たたき出された
ギンに差し出す。

ギンは意地を張り

「ほどこしは受けねえんだよ」

この飽食の時代、飢餓の経験を
したものは少ないだろう。

本当の飢餓を経験した後の飯は
死ぬほど美味い。

戦中・戦後を経験した世代であれば、
この感覚は理解できると思う。

食料の大切さを理解しているから。

最近、賞味期限が切れただけで、
食べ物を捨てる人が多い。

もちろん、腐ってしまったものまで食べろ
とは言わないが、それならその様な量を
買わなければ良いのである。

買わなければ、販売者側も
仕入れないし、他の誰かの手に渡って
有効に食材が使われることになる。

賞味期限や消費期限は加工業者側の
法的問題に過ぎない。

自分が生きるためにも、
賞味期限だけを
頼りにするのは危険だ。

自分でこの食べ物は、
まだ食べられるのかどうか、
感覚でつかめるように
ならなければならない。

そうでなくては、
本当の災害に遭った時にも
生き残れない。

そして、賞味期限だけを頼りに
食べ物の判断をするのが
適切ではない最大の理由は…

形は変えても、以前は植物や動物等の
命あるものであったはず。

その一部をもらって自分の糧としているので
あれば、感謝して残さず自分の身に
しなければならない。

あなたは自分の身内を切り刻まれて、
そのまま捨てられたらどう思うだろう。

「食料は命のおすそわけ」なのだ。