【アニこと】アニメの名言 これは使える! / ただの名言集じゃない!、アニメの名言と著名人・偉人の格言のコラボレーション!モチベーションを上げるアニメの名言を貴方に

menu

アニメの中の素敵な言葉

〔 2016 夏 アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ〕ベルセルク 12話 ガッツの言葉(2)

アニメ 名言集 / これは使える!/ネタバレ【アニメの中の素敵な言葉】
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/「ベルセルク製作委員会」




ベルセルク 12話『すがるもの、もがくもの』

【祈るな!!祈れば手が塞がる!
 てめぇが握っているそれは何だ!】


©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/「ベルセルク製作委員会」


人ならざるものを呼び寄せる
キャスカは、聖地アルビオンの
邪教徒たちから「魔女」と崇められた。

邪教徒狩りを執行する
異端審問官はキャスカを捕らえ、
拷問にかけようとした。

しかし、拷問器具に押し込もうとした
その瞬間、彼女の体からは禍々しい
怨霊が溢れ出し、触れた者は
ことごとく命を奪われた。

ガッツは聖騎士ファルネーゼを
威して案内させ、キャスカを探し求めた。

無事にキャスカを助け出した
ガッツは、彼女をその腕の中に抱いた。

愛する者を傍に感じ、ガッツはこの世に
夜明けがあることを思い出す。

しかし、ここは拷問と
火刑の血に塗れた聖地アルビオン。

怨霊は血を吸い、
大きく膨らみ続ける。

ガッツたちは松明の炎で
怨霊をなぎ払う。

一人で逃げきる自信がなく、ガッツの後に
ついて来たファルネーゼは、怨霊の勢いに怖気づく。

「か、神よ…」

松明を握る手を緩め、神に祈ろうとする
ファルネーゼを、ガッツが一喝する。

「祈るな!!祈れば手が塞がる!
 てめぇが握っているそれは何だ!」

「われわれが、物事を不可能と思い込むのも、

とかく、自分自身に言い訳をするためだ。」

-[ラ・ロシュフーコー]


17世紀のフランス貴族で、辛辣な人間観察を得意としたモラリスト、ラ・ロシュフーコーは、著書「箴言集」にこの言葉を残した。







この困難を乗り越える事は、絶対にできない。

そう思った時、人は何かにすがりつく。

しかし、本当にその困難は
乗り越えられないものなのか?

打つ手が残っているのに、
諦めようとしていないか?

もしそうなのであれば、
それは自分自身に対する
言い訳でしかない。

全部投げ出して楽に
なってしまいたい、という
弱さは誰の中にでもある。

困難に直面した時、私達は
その弱さと戦わなければならない。

自分の弱さに負けてしまう人間は、
「できないから仕方がない」と
自分を納得させるための言い訳を用意し、
本当は立ち向かうことができる困難
から逃げ、自分以外のものに
すがりつくばかりだ。

これでは何事も成し遂げる事はできない。

そして、すがるばかりで自らの脚で
立とうとしない者は、周囲の人間の
信頼さえ得られず、孤立していく。

そうならないためにも、困難に
直面した時には「今、何をすべきなのか」
を考え実行しなければならない。

血眼になって、立ち向かう方法を探す。

そして、ほんのわずかでも可能性が
残っているのであれば、手を尽くす。

失敗したのならまた次の一手を
探して実行するのみ。

失敗を恐れている場合ではない。

すがりつく前に、最後の最後まで、
自分にできることをしよう。

投げ出したくなる弱さと戦おう。

敵は己自身の心の中にあるのだ。

関連記事